ブラの買い替え時と長持ちさせる方法
ブラジャーは服と違って人目にさらす機会も少ないからと、ついつい使用年数が長くなっていませんか?
カップやワイヤーなどの型崩れや、ホックのずれなどを起こしたブラジャーをつけ続けると、バスト自体の形が崩れてしまいます。
ブラジャーの買い替え時
ブラジャーを買い替える頻度は?
引用:ブラパン/ワコール
ワコールのアンケートでは、「半年に1回」のペースでブラを買い替える女性が40%、「1年に1回」のペースの女性が27%、「2年に1回」のペースの女性が9%という結果が出ています。
ブラジャーは約90~100回の着用で寿命を迎えると言われているので、1つのブラジャーを週に2回つけると、だいたい1年で寿命を迎えます。
ですので、使用頻度の高いブラジャーは半年に1回、そうでないブラジャーは1年に1回というのが正しい買い替え頻度です。
少しでも長く使うコツ
お気に入りのブラジャーは少しでも長くきれいな状態で使いたいと思いますよね。
そのコツは、洗濯の仕方にありました。
ブラの正しい洗い方
洗う前に、「洗濯表示を確認する、ホックを留める、パッドを外す」の3つを行ってください。
手洗いはめんどうですが、ブラを長持ちさせるためには欠かせません。自分がお風呂に入るときにブラも洗うようにすると忘れず、ラクちんですよ♪
・桶にぬるま湯をためる(注意:水では石鹸が溶けにくい)
・洗剤をしっかり溶かす
・ブラの肩紐を持ち、石鹸水の中で前後に揺らす(注意:ゴシゴシ擦らない)
・流水ですすぐ
・タオルで軽く叩いて脱水する(注意:ねじって絞らない)
・アンダーの両端を洗濯バサミで留め、逆さになるように干す(注意:肩紐を挟まない)
詳しい洗濯方法や干し方については【長持ちさせるブラジャーの洗い方】に、収納の仕方については【誰でも簡単!ブラジャーとショーツの正しいたたみ方と収納法】を参考にしてください♪
ブラジャーの捨て方、みんなどうしてる?
では女性のみなさんは、買い替え時期にどうやってブラジャーを捨てているのでしょう。
ブラとわからないように包んでゴミ箱へ
捨てる際にブラが見えないように捨てるという意見がもっとも多く見られました。
下着は特に他人に見られたくないし、自分もあまり他人のものを見たくないものですよね。
ただ捨てるだけではありますが、新聞紙にくるんだり、中身の見えない袋に入れたりして、周りに考慮して見えないように捨てるのがマナーです。
燃えるゴミと燃えないゴミに分別してゴミ箱へ
分別してゴミ箱へという意見が2番目に多くあがりました。
確かに少し面倒ではありますが、ホックなどの金具はできれば分別して不燃ゴミに出したいです。
そのままゴミ箱へ
処分の仕方がよくわからないのでとりあえずゴミに紛れさせて捨てている、といった意見が多いようです。
その他
捨てるタイミングがわからない人や、まだ使えるからと合わなくなったブラジャーをずっと保管してしまっている人もいます。
また、旅行先で捨てて帰るという人もいました。
旅行先のゴミの分別も気になるところではありますが、捨てて帰ると決めている分、捨てるタイミングは逃さず処分できそうです。
ブラジャーの捨て方
先ほど女性のみなさんがどうやってブラジャーを捨てているのかを紹介しました。
それでは実際、ブラジャーを捨てる方法や手順をくわしくみていきましょう。
ワイヤーを抜く
捨てるときだけではなく、ワイヤーが変形して痛い場合やノンワイヤーのブラジャーを作りたい場合などにもこの方法が便利です。
普段用のブラジャーだったけれどもう痛んできたので、ワイヤーを抜いてみたところ、きれいに抜けたのでナイトブラとして使っているという声もあります。
1:ワイヤーの先端部分に切り込みを入れる
2:ワイヤーを押し出す
3:切り目を縫い合わせる
用意するもの:糸を通した針、糸切りばさみなど
1:ワイヤーの端を確認し、小さく切り込みを入れます。
このとき、あまり大きく切りすぎると跡が目立ってしまうので、ワイヤーが出せる程度の切り込みは小さめにしましょう。
2:ワイヤーを押し出すように、指で引っ張り出します。
3:はさみで切り込みを入れた部分を縫い合わせれば完了です。
丈夫に何度も縫い合わせると、その箇所が肌にあたって痛くなる場合もあるので、軽く何針か縫う程度で大丈夫です。
※写真引用:ワコール
中身の見えない袋に入れる
中身が見えないように捨てるのは最低限のエチケットです。
特に色つきのブラジャーや、セクシーな勝負下着などは特に派手なものが多いのでは目に付きやすいですよね。
そんなブラジャーは、他の衣類と混ぜてもストラップだけがチラッと見えてしまうということも。
ゴミの回収袋から見えないよう、まずはブラジャーだけをレジ袋や紙袋など中身の見えない袋に入れてガムテープなどで封をし、捨てる前にしっかりチェックしましょう。
細かく切って捨てる
「絶対にブラジャーを捨てているのを知られたくない。」と、不安で下着をゴミに出すということに抵抗がある人は、ブラを細かく切って捨てる方法がおすすめです
万が一ゴミ袋を開けられても、細かく切られているのでブラとバレにくくなります。
ブラを切る際は、工具用のハサミよりも手芸用の裁縫バサミのほうが切りやすく使いやすいです。
金具を外す
ブラジャーをゴミとして捨てる際、すべての金具は布から取り外してから捨てるようにしましょう。
ワイヤー部分など、外すのが面倒くさいのでは?と思われがちですが、上記のワイヤーの外し方だととても簡単にできます。
他にも飾りに金具が使われていることがありますので、よくチェックして下さい。
気をつけたいこと
その他に、ブラジャーを捨てる際に気をつけたいことがあります。
それは、個人情報と一緒に捨てないということ!
「ゴミ袋が何かしらの理由で開いてしまう。」「ゴミ漁りに合う。」といった事態に出会ったとき、個人情報と一緒に捨てていると、誰のゴミ袋かバレてしまいます。
個人情報が特定できるものと一緒には捨てないようにしましょう。
捨てる以外の活用方法
「もうブラジャーとしての機能はないけれど、お気に入りは特に捨てづらい。」
「まだまだ使えるけれど、新しいものに買い替えたので使わなくなった。」
そんなときは、ゴミとしてブラジャーを捨てるのではなく、再生してみましょう。
レースやアップリケは素材としてとっておく
デザインのかわいい下着には、レースだけでなくアップリケやビーズ、リボンなどとても繊細でかわいらしいものがたくさん使われています。
そんな素材は、趣味で手芸をしている人なら絶対に欲しいと思う小さなアイテムになること間違いなしです。
丁寧に切り取って保管しておきましょう。
リメイクする
小さなパーツを再利用する以外にも、リメイクして活用することもできます。
パッドをはずし、タンクトップにつけるとカップインインナーに。
取り外し可能なストラップは、他の下着やキャミソールに付け替えて新しいデザインに。
また、すでに持っている地味な下着にレースやビーズなどを付け足して、リメイクするのもいいでしょう。
リサイクルに出そう
下着リサイクル?と思う人もいるかもしれません。
実はワコールなどの下着専門店では、下着回収サービスをしているところがあります。
回収期間がそれぞれ違ってはいますが、ブラジャーであればどんなものでも回収しリサイクルされますので、今まで捨てることに抵抗があった人でも安心です。
出し方も、専用のリサイクルバッグに入れて店舗に持って行くだけととても簡単。
リサイクルキャンペーンの開催時などは下記のサイトをチェックしてみて下さい。
新しいものは下着買取のお店へ
プレゼントでもらったけど、自分の趣味に合わない下着はありませんか?
タグも取っていない、もちろん洗濯もしていない状態の下着は買い取ってくれるお店があります。
特にワコールなどの大手下着メーカーのものなどは人気が高く、買取価格も良いので、1度査定してもらうのもいいかもしれませんね。
まとめ
替え時を逃したブラを使っていると、バストが型崩れしたり小さくなったりしてしまいます。
もったいない気持ちはわかりますが、美バストのためにも新しいブラに買い替えましょう。
ブラジャーはただゴミ箱にポイと捨ててしまうこともできますが、まだ使えるものはパーツを再利用したりリサイクルしたりすることもできます。
ワコールや他のブランドでは下着回収サービスを行っていることがあります。
回収期間が決まっているため常時おこなっているわけではないので注意してください。