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乳首が痛いのはなぜ?考えられる8つの原因

公開日  | 更新日 

「乳首が痛い…これって何かの病気?」
と悩む女性も少なくないはずです。

乳首が痛くなる原因には病気以外にも、妊娠や授乳、ストレスなどによるホルモンバランスの崩れなども考えられます。

今回は、乳首が痛くなる8つの原因についてお話します。

乳首が痛い原因1:ホルモンバランスの崩れ

通常は2種類の女性ホルモンがバランスよく分泌されているため、女性の健康が保たれています。

エストロゲン(卵胞ホルモン):月経が終わってから排卵までの“卵胞期”に分泌量が盛んになる。

プロゲステロン(黄体ホルモン):排卵後から次の月経前までの“黄体期”に分泌量が盛んになる。

しかし生理や妊娠など、何らかの理由でホルモンバランスが崩れてしまうと、カラダにさまざまな不調が現れるため、乳首にも痛みを感じている恐れがあります。

排卵時期

排卵とは「成熟した卵子が卵管へ排出されること」を指します。

排卵時期は排卵のために、“エストロゲン(卵胞ホルモン)”が減って“プロゲステロン(黄体ホルモン)”の分泌が増えるので、女性ホルモンのバランスが変化する時期です。

そのため排卵前から排卵日にかけて、乳首の痛みを感じる人も少なくありません。

排卵期は生理日のおよそ2週間前

排卵期は「生理が始まる約2週間前」に起こるとされていますが、個人差があるだけでなく、その月々よっても異なります。

またストレスによって生理日が遅れると、同じように排卵日も変動します。

生理前ではなく、生理が終わってから約1週間したタイミングで乳首が痛くなった方は、エストロゲン(卵胞ホルモン)の崩れが原因で起こる、排卵期の症状の1つかもしれません。

生理前


生理前に乳首が痛くなることがあるんです!

生理前になると、乳腺の発達を促進するはたらきがあるプロゲステロン黄体ホルモン)の分泌が盛んになるので、胸が張るという症状が起こります。

そして生理前の胸の張りでは、乳房全体に張りがみられたり、乳首に下着があたるだけで痛かったりという症状がみられる場合があるんです。

また生理に加えて、ストレスや寝不足などによってもホルモンバランスが崩れてしまうと、乳首の痛みが増す恐れがあるので気をつけましょう。

PMS(月経前症候群)の症状かも

PMSは、生理日の3~10日ほど前に現れるカラダややココロの不調ことです。

生理前は女性ホルモンのバランスが崩れるため、胸が張ったり、乳首痛が生じたりします。

そのため生理が始まると症状が軽減するような乳首の痛みは、PMSの症状の1つかもしれません。

生理が終わっても症状が続いたり、生理周期に伴わない症状だったりする場合は、産婦人科できちんと診てもらいましょう。

→乳首痛や胸の張り?これって妊娠前?生理前?

ストレス


ストレスによっても、女性ホルモンや自律神経は大きく影響されるんです!

ストレスを溜め過ぎると一時的に女性ホルモンのバランスや自律神経が乱れ、乳首の痛みを引き起こしている場合があります。

乳首の痛みだけでなく、ストレスが原因でなる病気は多くあるので、ストレスを溜め過ぎないように心がけましょう。

まずは、食事や睡眠などの生活習慣を正すことが大切ですよ♪

更年期


更年期とは閉経前後の約10年間を指し、この閉経前後の期間に乳首の痛みを感じる女性も多くいます。

更年期になると卵胞ホルモンの分泌が減り、黄体ホルモンの分泌が増えるので、ホルモンバランスが乱れるんです。

黄体ホルモンには、一時的に乳腺を発達させたり、乳腺内の血管を拡張されたりする働きがあるため、更年期になると乳首の痛みが生じる恐れがあります。

ちなみに日本女性の多くは50歳ごろに閉経を迎えるため、44~55歳前後が更年期だそうです。

また更年期でなくても、加齢に伴って生理周期が短くなるなどの影響により、女性ホルモンが急激に減少していくことで、乳首の痛みにつながる場合もあります。

→乳首が痛い原因って更年期?それとも病気?

乳首が痛い原因2:妊娠

妊娠・出産


生理前と同様、妊娠するとプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が盛んになり、ホルモンバランスが変化します。

黄体ホルモンには乳腺を発達させるはたらきがあるため、胸が張って乳首が痛いという症状を起こしている恐れがあります。

そのため妊娠の初期症状として、乳首痛みを感じている女性も少なくありません。

また妊娠すると授乳期に向けて、一時的に女性ホルモンの分泌量が増え、胸全体や乳房が急激に大きくなることで、乳首にも痛みを感じる可能性もあります。

さらにプロゲステロン(黄体ホルモン)の影響で、妊娠中は皮膚トラブルをいつも以上に起こしやすいんです。

とくに乳首部分は皮膚が薄くデリケートなため、下着の摩擦によっても乳首の痛みを感じているかもしれません。

妊娠初期症状とPMSは似ている

妊娠の初期症状は、前回の生理が終わった日から約4~15週間目までの間を指します。

妊娠すると、乳首の痛み以外にも眠気や吐き気などさまざまな不調を起こしやすいです。

毎月のように乳首痛を感じている人は、妊娠していても排卵期や生理による“乳首の痛み”と勘違いする場合があるので、注意しましょう。

妊娠しているときの特徴
・通常は生理が始まると体温が下がるが、生理予定日を過ぎても体温が下がらない。
・排卵期が終わるとおりものの量が減るが、妊娠していると逆に量が増えていく。
・おりものが水っぽくなる。

また着床時期には個人差があるので異なりますが、性交渉から10日前後を目安に症状を感じる女性が多いようです。

→まさかの妊娠の可能性も!?生理前に胸が張る原因と解消法

授乳


赤ちゃんにおっぱいをあげている時期は乳首トラブルがよく起こり、授乳期に乳首が痛くなる原因で多いのは、赤ちゃんの浅吸いによるものです。

ママの乳首を浅く含んだり、乳首の先だけをねぶったりしている状態だと、乳首に摩擦が生じて、痛みを感じてしまいます。

またママも赤ちゃんも授乳にまだ慣れていない時期は、赤ちゃんが乳首を強く噛んでしまうことで乳首に傷ができ、痛むこともあるんです。

さらに赤ちゃん乳歯(およそ生後3~9ヶ月目)が生え始めることには、歯があたって乳首が切れてしまい、乳首に激痛が走ることもあります。

このような際は、乳頭保護器で乳首を保護したり、授乳姿勢を変えてみたりしましょう。

乳腺炎になる前に予防を!

乳腺炎とは、乳腺組織が炎症を起こした状態のことです。

授乳期は24時間母乳が作られているので、母乳の排出が上手にいかないと、乳管や乳腺の一部に母乳が詰まってしまいます。

母乳の出口である乳管の母乳が詰まると、乳口炎の原因になり、授乳中に胸にチクチクした痛みを感じてしまう場合があるんです。

また母乳が詰まった状態で放っておくと、ひどく炎症してしまうと乳腺炎の発症につながります。

乳腺炎になると、乳房が痛くなったり高熱がでたりする症状が生じてしまうかもしれません!

母乳の飲み残しがある場合や、母乳が詰まっていると感じた場合は、自分で搾乳を行うなどの対策をしましょう。

授乳期の乳首の乾燥にも要注意

赤ちゃんの唾液や母乳により皮脂がなくなるため、授乳期の乳首はとくに乾燥しやすい状態です。

乾燥した状態のままでいると、乳首裂傷による痒みやかぶれなどの炎症を引き起こし、乳首に痛みが生じやすくなってしまいます。

授乳後には、乳首についた赤ちゃんの唾液や母乳をきちんと拭き取り、保湿ケアをしましょう。

→授乳期に乳首が痛い原因4選と対処法7選

乳首が痛い原因3:成長期


成長期に身長が急激に伸びることで起こる成長痛と同じように、胸にも成長痛があるんです。

成長期には女性ホルモンの分泌量が急激に増え、胸の大きさや硬さが大きく変化するため、胸の成長に伴い、乳首にも痛みが生じることがあります。

また成長過程である10代はまだまだカラダが不安定であり、生理不順によるホルモンの乱れによって、乳痛を引き起こしている場合もあるでしょう。

胸の成長が促される思春期に乳首が痛い場合は、胸の成長痛が原因かもしれません。

→胸の成長期についてもっと詳しく知りたい方はこちらを参照ください♪

乳首が痛い原因4:病気

乳首だけが痛い場合は、乳がんというより、乳首に炎症を引き起こしている場合が多いそうです。

ただ乳首の痛みに加えて“しこり”があるという場合や、長期間に渡って乳首の痛みが続く場合には、乳がんの可能性も十分にあります。

乳腺症

乳腺症とは「乳腺に異常がみられる症状を表す総称」とされ、エストロゲン(卵胞ホルモン)の過剰分泌が原因として起こると考えられています。

乳腺症の主な症状は胸の痛みであり、乳首や乳房の痛み、胸の張り、乳頭からの分泌物などの症状がみられます。

また胸が張ることにより、胸に触れるだけで痛い、乳首に下着が当たるだけで痛いと感じてしまうかもしれません。

そして乳腺症は乳がんの自覚症状と似ているのですが、乳腺症は生理周期に合わせて痛みが強くなるのが特徴の1つです。

乳がんのセルフチェック法


生理日から約1週間後を目安に、セルフチェックを行いましょう。
閉経後は、自分で毎月チェックする日を決めて行えば大丈夫です。

乳がんのセルフチェックには、見たり触ったりしてチェックする方法や、分泌物をチェックする方法など、いくつかありますが、今回は鏡を見ながらチェックする方法をご紹介します。

①腕を高く上げた状態でチェック

②腕を腰に上げた状態でチェック
□胸にひきつれやくぼみはない?
□乳輪の変化はない?
□乳首のへこみはない?
□湿疹がでていない?
□しこりはない?

③乳首を絞るような状態でチェック
□乳首から、血液などの分泌物はでていない?

チェック項目に1つでも当てはまった場合は、早めに診察を受けられることを強くおすすめします。

もちろんチェック項目に当てはまらなくても、胸に違和感があるときなども、迷わず病院へ行きましょう。

出典:ワコールピンクリボン活動

おわりに

「乳首が痛い…!」

そう感じる主な原因には、「排卵時期・生理前・妊娠・成長期・更年期」によるホルモンバランスの崩れや、授乳の影響、病気などが考えられます。

ストレスもホルモンバランスに大きく関係しているので、ストレスを溜め過ぎないように気をつけましょう。

また乳腺炎や乳腺症といった、乳腺が炎症している状態の場合にも、乳首に痛みが生じます。

そして乳首だけが痛い場合は、病気ではなく乳首に炎症を引き起こしている場合が多いそうなのですが、乳がんの可能性がないわけではありません!

乳首の痛みが長期間続いたり、乳首に少しでも違和感あったりする際は、迷わずにまずは病院を受診するようにしましょう。

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この記事のライター
えりか

海外旅行が趣味の20代独身。最近のマイブームはダイエットのためのゲルマニウム温浴です!

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