ブラを洗うタイミングは?
ブラジャーの洗濯頻度によっても、洗濯機や手洗いなど洗濯方法は異なってくるはずです。
そもそも、世の女性は何回ブラジャーを着用したら洗濯しているのでしょうか。
ブラを洗うタイミングは?
参考:http://www.wacoal.jp/brapan/
1回つけるたびに洗う女性の意見
・汗かいたものを置いておくのが気持ち悪い
・レースなど素材を傷めないために
・お風呂に入るついでに洗っている
・皮脂や汗がシミにならないように、必ず毎日手洗いしている
・毎日洗うが普通だと思っていたから、着まわしてから洗うという発想自体なかった
2回つけてから洗う女性の意見
・ニオイを嗅いで、洗濯するかを判断する
・こまめに洗うと生地が早く傷みそうだから
・夏場は1回で洗うけど、冬場は夏ほど汗をかかないから
・洗いすぎるとブラジャーが型崩れしてしまいそうだから
3回以上つけてから洗う
・洗い方を間違えると傷めてしまいそうで、怖くて頻繁に洗濯できない
・洗うとブラが型崩れするから、極力洗いたくない
・ゴム部分が伸びるのが心配で、お気に入りのブラは洗いにくい
その他の女性の意見
・夏は2日に1度、冬は4日に1度くらいの洗濯頻度
・冬場は同じブラジャーを1週間くらい着用している
・汚れたり、臭さを感じたりしたら洗う
参考:http://www.wacoal.jp/brapan/
意見を全体的に見てみると、洗濯がめんどくさくて洗濯頻度が少ないというわけではなく「ブラジャーをなるべく傷めたくないがゆえに、洗濯頻度を減らしている」という女性が多そうですよね。
ところが、汗や汚れを残したままブラジャーを着用していると、ブラジャーの生地を傷めてしまうことはもちろん、肌荒れにもつながってしまう恐れがあります。
正しい洗濯方法や干し方、収納方法を行っていれば、ブラジャーを着用するたびに洗っても長持ちさせることが可能なんですよ♪
ブラジャーを洗う前にすること
ブラジャーを洗う前に、まずは4つのことを確認しましょう!
洗濯表示の確認
※写真はふんわりルームブラです。
洗濯表示には主に、洗い方・脱水方法・干し方・漂白ができるかどうかの記載がなされています。
ほとんどのブラジャーが洗濯機NGという洗濯表示が多いのですが、一部のブラジャーには“乾燥機はNGだが、手洗い水流であればOK”というブラジャーもあります。
ブラジャーを長持ちさせるだけでなく、色あせてしまったり、装飾がほつれてしまったりと生地を傷めないためにも、洗濯表示はしっかり確認しましょう。
ちなみに、洗濯マークに表示されている目安は「この温度や水流までで洗うなら大丈夫だよ」というニュアンスです。
ホックがついている場合は、とめておく
ホックをとめずに洗ってしまっている女性が多いはず!
私も最近までホックをとめていない女性のひとりでした(笑)
ブラジャーの型崩れを防ぐために、洗濯機で洗う場合でも、手洗いで洗う場合でも、ホックは必ずとめてから洗いましょう。
また、ホックをとめる意味として、洗っている最中にレースなどの生地ホックが引っ掛からないためや、ホックの変形を避けるためでもあります。
肩紐を外す
肩紐を取り外せるストラップレスタイプのブラジャーは、肩紐を別洗いすることをオススメします。
洗濯方法に関わらず、ブラジャーと別に肩紐を洗った方が、ゴムの伸びなど肩紐へのダメージを軽減できるはずです。
取り外し可能のパッドは、外してから洗う
※写真はふんわりルームブラです。
パッドは厚みがあったり、素材によって水分を含みやすかったりするので、ブラジャーに比べてパッドは洗剤が残りやすいです。
洗剤が残っていると汚れや傷みの原因につながってしまうので、パッドは別洗いしましょう。
ブラジャーの正しい洗い方
洗濯機より、手洗いで洗おう!
ブラジャーを何度も洗濯機で洗っているとワイヤーが歪む原因やカップが型崩れする原因になったり、毛玉ができる原因やレース部分など糸がほつれる原因になったりしてしまう可能性があります。
ブラジャーの生地を傷めないために(ブラジャーの寿命を縮めないためも!)、できる限りブラジャーは手洗いで洗われることをオススメします。
ブラジャーの手洗い方法
まず、桶にぬるま湯をためます。
肌に直接触れて着用しているブラジャーには皮脂や汗の汚れがついているのですが、油には低温になるほど固まりやすい性質があるので、冷水ではブラジャーの汚れもなかなか落ちません。
ブラジャーを手洗いする場合、冷水ではなくぬるま湯で洗いましょう。
ぬるま湯に洗剤を入れ、洗剤をしっかり溶かしましょう。
※この時点でまだブラジャーは桶につけません。
洗剤を直接ブラジャーにかけてしまうと、生地を傷める原因になるので、ぬるま湯に洗剤をしっかり溶かしてからブラジャーをつけましょう。
洗剤が溶けたら、桶にブラジャーをつけます。
※写真内で洗濯しているブラジャーは「viageビューティアップナイトブラ」です
基本的に振り洗いや押し洗いで洗いましょう。
振り洗いで、上下左右に振るように洗います。
ブラジャーにとってもみ洗いは、型崩れの原因になったり素材を傷める原因になったりする恐れがあります。
ブラジャーを手洗いする際は基本的に、振り洗いや押し洗いで洗うようにしましょう。
また、汚れがひどい箇所は押し洗いや掴み洗いをしてみましょう。
ブラジャーの汚れが落ちたら、流水ですすぎます。
洗剤が残っていると、生地の色落ちや黄ばみの原因になるので、しっかりすすぎましょう。
脱水方法
ブラジャーをねじるように絞る(ねじり絞り)は、型崩れや生地を傷める原因になりうるのでNGです!
ブラジャーを冷水ですすいだ後は、大きめのタオルでブラジャーを包み込みます。
そして手で軽く叩きながら、優しく水分をふき取っていきましょう。
どうしても洗濯機で洗う場合は…
ブラジャーを毎日手洗いするのは大変です。
たとえば、雨の日が続いて洗濯物がたまっていたら、たまにはブラジャーも洗濯機で洗いたくなる日もありますよね。
洗濯機でブラジャーを洗うときは、洗濯ネット使用が必須です!
その場合は、手洗いコースやドライコースなど洗濯時間が短めのコースを選んで洗いましょう。
手洗いには劣りますが、洗濯機で洗っても型崩れや生地へのダメージは抑えられるはずです。
※ブラジャーによって洗濯方法は異なるので、洗濯表示をご確認ください。
洗濯機は使えても、乾燥機はNG!
ブラジャーには、伸縮性のあるゴムを使っている部分が多くあります。(例えば、肩紐や脇下から背中にかけてのサイド部分など…)
ゴムには熱に弱かったり、熱に晒されると劣化しやすかったりという性質があります。
ゴムが劣化するとちぎれやすくなってしまうので、熱を加えないように注意しましょう。
また、乾燥機内でブラジャーを回すことにより、カップやワイヤーが変形してしまう可能性もあります。
ブラジャーを長持ちさせるためには、洗濯機で洗ったとしても、乾燥は自然乾燥を行うようにしましょう。
ブラジャーの干し方
ブラジャーの干し方ひとつを変えるだけでも、ブラジャーの寿命を延ばせるかもしれないんです!
干す前に、ブラジャーの型直し
ブラジャーを干す際に気をつけなければならないことは、干す前にブラジャーの型直しすることです。
なるべく着用時に近い状態の形に型直しするのがベストなので、干すときもホックはとめたままにしましょう。
シワや型がつきやすいカップ部分はとくに、湿っているうちに型直しした方がよいですよ♪
また、型直しをすることはレースが縮むのを防げる効果もあります。
ブラジャーを干し方
※写真内で洗濯しているブラジャーは「viageビューティアップナイトブラ」です
ブラジャーを干すときは、ゴムが伸びにくいアンダー部分の2カ所を洗濯バサミでとめて干します。
ホック部分などを1カ所だけ洗濯バサミでとめて干すような干し方だと、ブラジャーが含む水分がすべて下へと流れ、水分の重みで型崩れしてしまう恐れがあります。
そして、直射日光によりブラジャーが色あせたり黄ばんだりする可能性があるので、直射日光は避け、なるべく風通しの良いところで干しましょう。
ブラジャーのおすすめ収納方法・たたみ方
ブラはワイヤーがあるかないかで、たたみ方が違ってきます。
ブラジャーを型崩れさせないためには、できるだけ立体的に、ブラジャー同士をぎゅうぎゅうに詰めすぎるのではなくゆとりを持って、収納するのがポイント!
ブラジャーを収納する際も、型崩れを防ぐためにホックをしっかりとめます。
そして、できるだけ着用時に近い形に整えてから、収納するようにしましょう。
ただし!ストラップはカップ内へ収納しておいてくださいね。
ワイヤーのないブラはブラの中央で半分に折りたたみ、ストラップをまとめてしまいます。
乾燥後、ブラジャーに少しでも水気(湿気)が残っていると、生地の変色やシワ、カビの原因につながってしまうので、ブラジャーを収納する際はきちんと乾かしてから収納しましょう♪
まとめ
ブラジャーを洗う際に気をつけることは、
・1回着用するごとに、洗濯するようにする・
・洗濯機より手洗いがベスト・洗濯するときは、ホックをとめる
※肩ストラップとパッドを取り外せる場合は、取り外す
・乾燥機ではなく、自然乾燥で乾かす
正しいブラジャーの洗い方を習得し、できるだけブラジャーを長持ちさせられるようにしましょう!
また、正しいブラジャーの干し方や収納方法、たたみ方も学んでブラジャーをしっかり手入れしていれば、ブラジャーの寿命を延ばすことは可能です。