他人事ではない!あなたも「間違いブラ」かも?!
20代~40代の女性約100人に行ったブラジャーの着用実態調査(ワコール実施)では、サイズの合っていないブラを付けている女性はおよそ2人に1人。
さらに、サイズは合っていても、体型や体質などカラダに合ったブラを選べていない人は73.3%もいるという結果に!
思った以上に間違ったブラを付けている人は多いんですね。もはや他人事ではありません!
※参照:ワコール
そのブラ、合ってる?セルフチェック12ヶ条
ここでは、「ブラがカラダに合っていないサイン」を紹介します。
正しくブラジャーを選ぶためにも、ブラがカラダに合っていないときの不快感の原因を見極めて、ブラ選びの何を間違えていたのか、ブラ選びの際はどこを着目すべきだったのかを知ることから始めてみましょう。
カップ編
カップ上辺がパカパカする・浮いてしまう
【原因】
・ブラジャーのサイズが大きすぎるまたは、小さすぎる
・アンダーバストのサイズが緩くて合っていない
・ワイヤーやブラジャーの形状そのものがバージスライン(バスト下部のバストライン)にフィットしてない
・ストラップの調節が長すぎる
カップ上辺が食い込んでポッコリ
【原因】
・バストのボリュームに対して小さすぎるブラジャーを付けている
・ブラジャーのアンダーサイズが小さい
・ストラップの調節が短すぎる
カップ全体が余る
【原因】
・ブラジャーのカップサイズが大きすぎる
・アンダー部分が大きすぎて、カップに浮きやたるみが生じている
・ワイヤーやブラジャーの形状構造そのものがバージスラインにフィットしていない
カップ下辺にすき間ができる
【原因】
・ワイヤーの幅が広すぎて脇にすき間ができてバストがきちんとおさまらず、カップ下部分に隙間ができてしまう
・着用位置が低すぎる
アンダー編
アンダーバストが食い込む
【原因】
・アンダーバストサイズが小さすぎる
・肌のやわらかさに対して、アンダーバストの締め付けが強すぎる
アンダーバストが痛い・苦しい
【原因】
・アンダーバストのサイズが小さすぎる
・バストのボリュームに対してカップサイズが小さすぎ、アンダーバスト部分を押している
・ワイヤーの幅<バージスラインになっている
・アンダーバストの着用位置が低いため、みぞおちや胃の締め付け感を増してしまう
アンダーバストが上がってくる
【原因】
・アンダーバストのサイズが大きすぎるブラジャーを付けている
・肌のやわらかさやバストサイズに対して、アンダーバストの締め付けが強い
・ストラップ調節が短すぎる
ストラップ編
ストラップが肩に食い込む
【原因】
・ストラップが細い(とくにバストの大きな方はバストの重さに対してストラップが細すぎると食い込みやすい)
・カップサイズが小さすぎてバストが支えられず、ストラップが食い込んでしまう
・ストラップ調節が短すぎる
ストラップがずり落ちる
【原因】
・アンダーバストのサイズが大き過ぎる
・カップサイズが小さくカップが脇に引っぱられ、ストラップが肩寄りになる
・ストラップ部分が長すぎる
・バストサイズの左右差により、大きい方のストラップが肩寄りになる
その他編
ワイヤーが食い込む
【原因】
・カップサイズが小さいために、ワイヤーがバストに乗ってしまう
・ワイヤーの幅が狭い
・ワイヤーの幅がバージスラインより広くて高い
背中側が上がる
【原因】
・アンダーバストのサイズが大きすぎる
・カップサイズが小さくバストの重みで下がってしまい、バック部分が上がる
脇部分に浮きやたるみができる
【原因】
・アンダーバストのサイズが大きすぎる
・カップサイズが大きすぎる
・バージスラインがワイヤーの幅より小さい
・ストラップの調節が長すぎる
合ってないブラを使い続けるとブズおっぱいに!
胸が小さくなる
ブラジャーに収まるはずの胸の脂肪がハミ肉と化し、背中・お腹・脇に流れてしまいます。
その結果、胸は小さくなり形もどんどん崩れていきます。
カップサイズが大きすぎる、またはアンダーが大きすぎる際にパカパカとした隙間ができたり、ブラジャーの前が浮いてきたりしている方も要注意です。
こうした隙間で胸は動き放題になるため、胸の脂肪が揺れてバストの脂肪燃焼を進める結果にもなります。
垂れ乳になる
締め付けが強すぎるワイヤーブラを使用しているとクーパー靭帯が傷ついて垂れ胸を加速させます。
逆にサイズの大き過ぎるブラジャーを使用していれば、胸をホールドできずにバストが垂れて、肩にも負担をかけることになります。
離れ乳になる
たとえば「ハト胸」だと胸部の骨格が前に出ているため、胸が外側を向きやすい傾向にあります。
またサイズの合わないぶかぶかブラジャーを付けていると重力・揺れの影響を受けて離れ胸の原因に…。
同じカップサイズでも「谷間を作る」「バストの高さを出す」などブラジャーの機能によって形状が違います。
ご自身のバスト形状に合った商品を選んで、バストをしっかりホールドし重力や揺れに強いバストを作っていくことが大切です。
肩がこる
自分に合ったブラジャーを選べないと、バストの重さを肩紐で支えることになり、肩に負担をかけてしまいます。
バストトップが黒ずむ
バストをしっかりホールドできていないとバストが揺れ動いてしまい、バストトップがブラジャーと擦れやすくなります。
擦れという刺激がお肌のメラニン生成を活発にしてしまい、バストトップの黒ずみに繋がります。
→乳首の黒ずみどうしよう…11の原因と対策方法教えます!
着けるシーンに合わせてブラを使い分け
ここでは主なブラジャーの種類についてご紹介します。
シーンや目的に合わせて使えているか、今一度チェックしてみてくださいね。
日中
フルカップ
バストが大きな方、バストが柔らかくなってきた方に向きます。
ブラタイプの中でももっとも補強力と安定感に優れています。
1/2カップ
バストを下から支えて、デコルテにボリュームを出してくれます。
ストラップが外せるタイプも多いため、デコルテの開いたドレスを綺麗に着こなしたいパーティーシーンにおすすめです。
3/4カップ
バストを斜め下から中央にグッと寄せることで、ふっくら美しい谷間を作ります。
バストサイズに関わらずバストを綺麗に見せてくれるとあって、市販されているブラジャーのほとんどを占めるブラタイプです。
ノンワイヤー
ワイヤーが入っていないので締め付け感がなく、付け心地が楽です。
寝るとき
ナイトブラ
寝る時にはナイトブラを付けましょう
就寝時の横向きや上向きにかかる重力を想定して作られているので、夜間の重力からバストを優しく守り、寝返りなどで揺れ動くバストをしっかりホールドしてくれます。
運動するとき
スポーツブラ
スポーツをする時を想定して、上からもバストを抑える構造になっています。
運動時のバストの上下揺れを最小限に抑えることができます。
サイズチェクは抜かりなく!自分にあったブラを選ぶポイント
自分のバストサイズを事前に把握する
1:アンダーバストの計測方法
(cm) | サイズ |
---|---|
57.5~62.5cm | 60 |
62.5~67.5cm | 65 |
67.5~72.5cm | 70 |
72.5~77.5cm | 75 |
77.5~82.5cm | 80 |
82.5~87.5cm | 85 |
87.5~92.5cm | 90 |
92.5~97.5cm | 95 |
97.5~102.5cm | 100 |
メジャーを用意して鏡の前に立ち、メジャーが床と水平になるように注意しながら胸の膨らみのすぐ下部分を測ります。
ここでわかった数値がアンダーサイズです。
2:カップのサイズチェック方法
トップとアンダーの差 | カップサイズ |
---|---|
約5.0cm | AAAカップ |
約7.5cm | AAカップ |
約10.0cm | Aカップ |
約12.5cm | Bカップ |
約15.0cm | Cカップ |
約17.5cm | Dカップ |
約20.0cm | Eカップ |
約22.5cm | Fカップ |
約25.0cm | Gカップ |
約27.5cm | Hカップ |
約30.0cm | Iカップ |
メジャーをまっすぐに持って背中に回しそのまま前に持ってきて、トップサイズを測ります。
メジャーがきっちりと水平になるように、またメジャーの目盛りを見る際に前かがみになるなどしないように気を付けましょう。
バストサイズが大きな方やバストが下がり気味で持ち上げるのが難しい場合は、お手持ちのブラの中でも付け心地のよいものを付けて測ってみましょう。
バストが持ち上げられた状態に近づけて計ると誤差を避けられます。
(トップバスト)-(アンダーバスト)=(カップのサイズ)になります。
メーカーによってサイズ規格が少しずつ違ってくるので、詳しくは各メーカーのサイズ表を参考にしてください。
合う形を見極める
ブラの構造タイプはさまざまで、同じメーカーの同じブラカップの商品でも合う人・合わない人がいます。
「フィット感ではなくて、可愛いデザインに惹かれて購入している」という方は要注意かもしれません。
たとえば同じCカップのブラジャーで構造の違うブラジャー2種(谷間メイク向き・高さ出し向き)があるとします。
1つ目の「横幅のある平なブラ」は、デコルテにハリがない方でもキレイなバストラインを出しやすいブラです。
一方で「幅の狭い高さあるブラ」は、バストが前向きに付いていたり、ボリュームがあったりする方におすすめです。
バストを選ぶ際にはサイズだけでなく、ブラジャーの形状と着用感が自分の胸に向くかどうかも重視しましょう。
まとめ
そのブラジャー合っていないかも!?
そんな時に役立てて欲しい、ブラジャーが合っていない見極めポイントと、あなたにあったブラジャー選びのポイントを簡単にですが紹介しました。
カラダに合っていないブラジャーを付けている人は9割近くにもなりますから、もはや他人事ではありませんよね。
合わないブラジャーはブスバストの原因にもなるので、「もしかしたら…」という方は、今すぐブラジャーを新調しましょう!
自分のバストに合ったブラジャーを選ぶためには、サイズの確認だけでなく、実際に試着をして購入してみてください。
下着通販ショップから購入するのであれば、不具合を想定して返品・交換サービスが充実しているショップだと安心ですね。