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自分にぴったり合うブラジャーの選び方で、ブスバストを回避しよう

公開日  | 更新日 

あなたが今使っているブラジャー、本当にサイズの合ったものでしょうか?

実は8割近くの日本人女性は間違ったブラジャーを付けていると言われ、自分に合ったブラジャーを選べている方は多くありません。

間違ったブラジャーを付け続ければ、垂れ胸・離れ胸・ハミ肉をはじめとしたブスバストの原因になってしまいます。

美胸・育乳を叶えるためにも、まずはブラジャーを正しく選ぶことから始めてみましょう。

ブラジャーの選び方を基礎から応用まで詳しく解説します。

まずはバストサイズを測ろう

正しい測り方

できる限り素肌に近い状態で測ってください。

ただし、バストが持ち上がっている状態に合わせてブラを選ぶため、バストにボリュームのある方やバストが下がりぎみの方は、パッドの入っていないブラ、もしくはお手持ちのブラの中でもっとも付け心地のよいブラを付けて測りましょう。

足を閉じ、背筋を伸ばして直立し、メジャーが床に対して水平になるようにしてバストトップとアンダーバストを測ります。

このとき、メジャーが肌から浮いていないか、逆に食い込んでいないか、注意しながら測ってください。

ただ自分自身で測るのは難しので、下着屋さんでバストサイズを測ってもらい。実際にブラ試着をするほうが正確です。

アンダーバストの測り方

バストの膨らみのすぐ下部分を測ります。

メジャーが床と水平になるように注意しながら測ってください。

測った数値と以下のサイズ表を合わせて、自分のアンダーバストのサイズ確認をしましょう。

計測した数値 表記サイズ
57.5~62.5cm 60
62.5~67.5cm 65
67.5~72.5cm 70
72.5~77.5cm 75
77.5~82.5cm 80
82.5~87.5cm 85
87.5~92.5cm 90
92.5~97.5cm 95
97.5~102.5cm 100

 

カップサイズの測り方

トップバストを図るときは、バストトップ(乳首)の上を通るラインで計測します。

アンダーバストとトップバストの差がカップサイズです。

(トップバスト)-(アンダーバスト)=(カップのサイズ)
トップとアンダーの差 カップサイズ
約5.0cm AAAカップ
約7.5cm AAカップ
約10.0cm Aカップ
約12.5cm Bカップ
約15.0cm Cカップ
約17.5cm Dカップ
約20.0cm Eカップ
約22.5cm Fカップ
約25.0cm Gカップ
約27.5cm Hカップ
約30.0cm Iカップ


たとえば、アンダーバストが72.5cm、トップバストが85cmだった場合

サイズ選び例
(トップバスト85cm)-(アンダーバスト72.5)=差12.5cm→適応サイズ[B70]

つまりカップサイズはBカップ、アンダーサイズは70なので、B70が適応サイズになります。

A75とC65は同じ!?

ブラジャーを選ぶときには「バストの容量」にも注目しましょう。

アンダーバストとトップバストの差などの数値にだけにとらわれていると、間違ったブラジャーを選んでしまいます。

アンダーバストが大きいと、トップバストとの差が小さくてもカップサイズが大きくなることがあります。

これはアンダーバストが大きい分、寄せ集められる脂肪が多い場合が多いため、カップに収める脂肪の量も多くなります。

すると、数値だけでみると差が大きくなくてもカップサイズが大きくなるんです。

計測したサイズが合わない場合は容量で選ぶ

もしサイズ表に合ったブラジャーを試着してみてフィット感がイマイチと感じるようであれば、バスト容量に応じたブラジャー選びをしてみてください。

カップの容量を同じにする方法は簡単です♪

・アンダーサイズをひとつ大きくして、カップサイズをひとつ小さくする
・アンダーサイズをひとつ小さくして、カップサイズをひとつ大きくする

たとえばB70の方であればA75とC65でもほぼ同じバストの容量になるんです。

バストの形を知ろう

おわん型

おわんのような形をした、もっとも理想的と言われるバストの形です。

バストトップの位置はやや低く、トップバストとアンダーバストの差も大きいため、筋トレやマッサージなどをしていないと将来垂れ胸になるリスクがあります。

バストの形がキレイなので、バストが型くずれしないよう現状維持を心掛けていきましょう。

そのためにも、フルカップタイプなど自分のカラダにしっかりとフィットするブラジャーを選ぶことが大切です。

さら型

バストにボリュームがなく、平らなお皿のような形に似たバストの形です。

痩せ型の小胸さんに多く、バストの小ささが悩みになっているかたも多いでしょう。

そんなさら型さんにおすすめしたいのは、お肉を寄せ集めてくれるブラジャーです。

「集めるお肉なんてないよ」と思われるかもしれませんが、脇高かつアンダー部分が幅広いブラジャーにすれば脇やお腹に流れている流れ肉をキャッチしてボリュームのあるバストを叶えてくれます。

円錐型

バストの位置が高くツンと上を向いたハリのあるバストの形状で、ロケット型とも呼ばれています。

アジア人以外の女性に多い形状です。

セクシーな印象が強いのですが、お椀型よりも垂れやすいので日ごろから筋トレやマッサージなどでケアをしてあげることが大切です。

円錐型もバストの容量が多いため、フルカップタイプのブラジャーを選択すると良いでしょう。

ピラミッド型

横から見るとピラミッドのような形をしているバストです。

円錐型よりもトップの位置が少し下がりめで、トップバストは小さ目、アンダーバストが大き目なので実際のサイズよりも小さい印象を与える傾向があります。

バストの容量があるので、ブラジャーのタイプはバストのお肉がはみ出さないようにフルカップですっぽりと覆うタイプがよいでしょう。

半球形

ふっくらと見える綺麗な半球形をしています。

バストの直径とバストの高さがほぼ同じで、バストの膨らみが全体的に均等なバスト形状です。

ふっくらとした見た目から実際のサイズよりも大きく見える傾向があります。

ボリュームのあるバストに多い形状なので、形状維持のためには筋トレやマッサージなどのバストケアが欠かせません。

バストの脂肪をしっかりホールドできるフルカップタイプのブラジャーがおすすめです。

ヤギ型

Eカップ以上の大きな胸や50歳代以上のバストに見られるヤギのように垂れたバスト形状です。
しずく型とも言われます。

ワイヤー入りブラでも垂れたバストを持ち上げることができますが、それだけでは形が整いにくいです。

パットを活用して、下からバストを持ち上げ、バストの形を整えましょう。

左右非対称型

バストのサイズや形状が非対称になっている方がほとんどです。

わずかな違いであれば良いですが、あまりに左右差があり過ぎるとブラジャー選びに苦労しますよね。

左右差が大きいのであれば、大きな方のバストに合わせたサイズのものを選ぶようにします。

片側のバストの上辺が浮いてしまうなど気になる点があるかと思いますが、そんなときにはカップにパッドを入れて左右バランスを整えていきましょう。

ブラジャーの形状は3/4カップまたはフルカップなど、バストが安定させて包み込んでくれるタイプがおすすめですよ。

→左右で大きさが違う胸の原因と改善方法

バージスラインも確認しよう

バージスラインについて

バージスラインとはバスト下部のバスト境界線にあたる線です。「下乳」とも言われるラインのことになります。

カップサイズ、バストの容量だけでなく、バージスラインにあった商品を選ぶことも大切!

バージスラインとブラジャーの相性はフィット感や見た目を大きく左右するので、バストとワイヤー部分の円周が合致しているかチェックしましょう。

平胴

丸胴平胴の違い

平胴タイプは、カラダが平たい印象でバストやヒップの重心が低く、肩幅が比較的広め体型の方に多く当てはまります。

バージスラインが広いため、ワイヤーの幅が広めのブラジャーを中心に選ぶと付け心地の優れた品が見つかります。

また、バストが左右に流れやすいため、肉流れを防ぐ脇スッキリ系のブラジャーを選ぶとよいでしょう。

丸胴

丸胴タイプはカラダに厚みがあってバストやヒップの重心が高く、肩幅が比較的狭めの方に多く当てはまります。

バージスラインが狭めなので、ワイヤーの幅が狭めのブラジャーを中心に検討していきましょう。

バストが中央寄りなので、ボリュームの小さい方でも谷間ができやすいです。

バストが垂れないように高さだし効果・引き上げ機能のあるブラジャーを選ぶとよいでしょう。

加齢によるバストの変化を知ろう

加齢・重力の影響を受け、バストの形状は日々変化しています。

残念なことに一度進んだバストのエイジングは元に戻すことはできません。

バスト年齢に合わせたブラジャーラインも続々と登場しているので、自分のバストに必要な形状のアイテムを選び、エイジングに歯止めをかけていきましょう。

シーンに合わせてブラを使い分けよう

立っているときと寝ているときでは、バストにかかる重力の向きが違います。

立っているときは下向きの重力がかかりますが、寝ているときは横向きや上向き(顔側の向き)の重力がかかっているんです。

さらに運動時は飛んだり走ったりするため左右上下に激しく動きます。

バストにかかる重力やバストの動きに合わせてブラの種類を使い分けることがとても重要です。

日中・・・ワイヤーブラ

4分の3カップブラのイラスト

立っているときは下向きの重力がかかるため、ワイヤー入りのブラで垂れないように下から支える必要があります。

バストラインがキレイに見えるだけでなく安定感があるため、動きまわる日中使用に向いています。

寝るとき・・・ナイトブラ

ナイトブラのイラスト

就寝中には横向き・上向きに重力がかかります。

下向き重力を想定した日中用ブラを付けたままだと、バストのお肉が横や上に流れ放題になっているんです。

また寝返りをしたりうつ伏せになったりしたときに、バストにワイヤーがあると胸を締めつけてしまうなど、バストにとって良い状態とは言えません。

ナイトブラはそうした就寝時のバスト動きを考えて設計されています。

→人気ナイトブラTOP15のおすすめランキング2019!育乳効果を比較!

運動するとき・・・スポーツブブラ

スポーツブラのイラスト

運動時は飛んだり走ったり、腕を上げたり振ったりするため、バストも上下左右に激しく動きます。

しかしスポブラはどの方面からでもバストを包み込む設計になっています。

また締め付けもキツくなっているので、運動時に揺れ動くバストを安定させてくれるんです。

妊娠したとき・・・マタニティブラ

授乳ブラのイラスト

妊娠中はバスト下半分から脇にかけてボリュームが増し、左右の乳首の間隔が広がります。

通常のブラジャーはこうした形の変化に合わせて設計されていません。

妊娠中でも綺麗なバストラインを作れるマタニティワイヤーブラなどあるので、お出かけやお仕事の際に役立てみてください。

肩が出る服を着るとき・・・ストラップレスブラ

チューブトップブラのイラスト

ストラップレスブラとは肩紐がない、もしくは肩紐の取り外しができるタイプのブラジャーです。

ストラップがなくてもずり落ちにくなっているため、オフショルダーなどの肩が出る服を着るときに大活躍します。

→肩紐なしタイプの優秀ブラジャー20選!ワンピースやオフショルも安心

和服を着るとき

カップ付きインナーのイラスト

和服を着る際にはバストの凸凹をなるべく抑えて寸胴を目指すことが大切です。

そのため、バストの高さを出す・谷間を作るタイプのブラジャーは向きません。

和装様のブラジャーを購入できると一番ではありますが、代わりにノンワイヤーやスポーツブラを活用してもよいでしょう。

ブラトップやキャミソールなども和装時に向きます。

胸が大きい女性はピーチジョンのさらしブラがおすすめです。

シルエットの出る洋服を着るとき・・・モールドブラ

モールドカップブラのイラスト

モールドブラは別名、シームレスブラとも呼ばれています。

縫い目のないブラなので、アウターに響きにくく薄手のシャツを着るときに役立ちます。ファッションを楽しみたいときにお役立てください。

結婚式・・・ブライダルインナー

ロングラインブラのイラスト

ドレスの美しいラインを再現するべく、ボディラインを整える補正下着です。

ブライダル専用に作られていて、お値段は3万円前後が相場と言われています。

ブライダルインナーと言えばビスチェタイプが定番です。

→シーンに合わせたロングブラジャー【6選】

当てはまったら今すぐ変えて!合ってないブラのサイン

合っていないブラサインに当てはまるかどうか、早速チェックしてみましょう!

□ カラダをひねるとブラカップが浮く

□ 両腕を振ると脇からお肉がはみ出る

□ 両手を上に挙げるとブラが上がってバストラインがはみ出る

□ ストラップが落ちてくる

□ フィット感がイマイチでジャンプをするとバストが大きく揺れる

□ ブラジャーの後ろ側がつり上がっている

 ワコールのWEBストアで購入すると、サイズ交換が無料なので、もし間違えてしまった場合でも安心です。

まとめ

ブラジャー選びは奥が深いものです。

「デザインが可愛いから」と言った単純な理由で選んではダメな理由をおわかり頂けたと思います。

ブラジャー選びというと、B75などのバストサイズが重視されがちですが、ブラサイズだけに着目していては理想のブラジャーは見つかりません。

下着メーカーによって規格が少しずつちがうため、必ず試着をしてバストの容量・バージスラインへのフィット感を確認してブラジャーを選び抜くことが大切です。

さらに使用シーンや目的によって上手に使い分けて、バストにかかる負担を減らしてあげましょう。

間違ったブラジャー選びを卒業して、5年・10年先まで美バストを支えるあなたにぴったりのブラジャーをぜひ見つけてみてくださいね♪

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この記事のライター
YUUMI

東欧のポーランドにて生息中♪ モデル、牧場オーナー、美容・健康・ダイエットライター、として多方面で活躍の場を広げています!

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