下着の正しいたたみ方ってあるの?
たたみ方によって、下着の型くずれなどを防ぎ、キレイな状態で長持ちさせることができます。
間違ったたたみ方を続けると、ブラが型崩れを起こすだけでなく、ワイヤー部分が壊れて怪我をしてしまったり、バストサイズが小さくなったりしてしまうこともあるんです!
ではどんなたたみ方がブラジャー、ショーツそれぞれにとって良いのか、ポイントを押さえたプロ直伝の方法をみていきましょう。
型くずれしにくいブラジャーのたたみ方
ブラジャーとひとくくりにいっても、ワイヤーのあるものやないもの、シームレスなどいくつかのタイプがあります。
ということは、それぞれのタイプによって違うたたみ方があるのです。
ワイヤー入りやパッド入り・シームレスブラの場合
2.両脇をカップ内側へ折りこむ
3.ストラップもカップ内に入れる
4.真ん中で折らずに、他のブラに重ねて収納する
ブラジャーのカップを下に(裏返しに)置き、形をさっと整えたらホックをとめます。
両脇がカップよりはみ出てしまわないように内側へ折りこみます。
肩のストラップをカップの中にしまいこみ、表向きにひっくり返せば完成です。
真ん中で折ってしまわないので、カップにシワが入ってしまったり、レースが折れてしまったりすることなくキレイに収納できます。
ワイヤーやパッドのないブラジャーの場合
2.ストラップをカップの中にしまう
3.ホック部分をカップへ折りこむ
ブラジャーを真ん中で二つ折りにし、カップをきれいに重ねます。
肩のストラップをカップの中へ折り込み、後ろのホック部分を1~2回クルクルと巻くようにして同じくカップへ折り込み、カップの形を整えたら完成です。
ワイヤーやパッドのないブラは、半分に折って収納をしても比較的型崩れしにくくなっていますので、この方法で収納します。
ユニクロなどで販売されているブラトップやパッドつきトップスなども、同じように半分に折って収納が可能なので便利です。
下着やルームウェアを入れる収納があまりたくさんとれない人には、折って収納しやすいブラを選ぶのもいいかもしれませんね。
ナイトブラの場合
パッドやワイヤーもなく、レースなどよれてしまう可能性のないナイトブラは縦に四つ折にするのがベストです。
こうすれば、とても小さくたたむことができて、スペースもとらずスッキリ収納することができます。
ショーツの正しいたたみ方
ショーツにも長くキレイな状態で使えるよう、そして見た目にも美しいたたみ方があります。
どちらのたたみ方も、収納しやすいにも関わらず、レースなどを傷めることもなくキレイなまま収納できるのでオススメです。
生理用ショーツも、これと同じたたみ方で大丈夫です。
(1)3回折るだけ!ラクちんパターン
引用:ワコール
ショーツを裏返にして置きます。
股・クロッチの部分をウエストのラインまで折り返します。
左右のサイド部分を内側へ折り込んだら完成です。
(2)崩れにくい折りこみパターン
引用:ワコール
ショーツを裏返しにして置きます。
左右を折り込み、縦に三つ折りにします。
股・クロッチ部分を折り上げ、ウエスト部分に差し込み、形を整えたら完成です。
ソング・Tバックタイプのたたみ方
サイド部分が細く作られているソングタイプのショーツは、たたむ時に少し不安定になることが多いです。
これは初めにしっかりとサイドを中に折り込むことで、バランスよくたたみ解決することができます。
上記の「(1)ラクちんパターン」でも「(2)折りこみパターン」のどちらでもかまいませんが、私のおすすめは崩れにくい「(2)折りこみパターン」です!
おすすめのブラジャー収納法とは
ここまでは、下着の正しいたたみ方についてお話してきました。次に紹介するのは、たたみ終えた下着類の収納方法です。
お気に入りの下着が型崩れしてしまったり生地が傷んだりしないよう、収納にも気をけたいポイントがあります。
それは、下着には下着専用の収納スペースを確保するということ。
ではどんな収納方法があるのか、実際に使っている女性の声も合わせて紹介しましょう。
収納ボックス
参照:楽天
持っている下着のタイプや量が多い人におすすめなのが、このような細かい仕切りケースのついた収納ボックスです。
見た目もとてもスッキリしていて、収納がゴチャゴチャしてしまう人にピッタリです。
今までどうしても他の衣類と一緒になってしまいがちだった人のお助けアイテムとなっているようです。
下着専用の収納スペース確保に初めて挑戦する人には、比較的管理しやすい下着収納ボックスからスタートしてみましょう。
ブラケース・ランジェリーポーチ
参照:BUYMA
ブラケースやランジェリーポーチは、旅行などのイベント用に持ち運ぶ際とても便利なランジェリー収納用ケースです。
小さなポケットがついたものもあるので、他のインナーも合わせて収納できる優れものです。
旅行用に使っている人もいれば、特にお気に入りの下着だけを入れるために使っているという人も。
最近では、さまざまなデザインのランジェリーケースが売られているので、自分好みのアイテムを探してみて下さい。
ブラハンガー
参照:ヒラキ
絶対に型崩れさせたくない人にオススメしたいのがブラハンガーです。
吊るすタイプのハンガーはこのまま風通しの良いところへかけておくこともできるので、いつも清潔な状態で保つこともできます。
他の下着と一緒に収納しなくて良いので、レースや生地の傷みも軽減できそうです。
ハンガーの吊るすフック部分がないタイプであれば、そのままランジェリーボックスや旅行用のケースへ入れることもできます。
どの商品もオンラインストアで簡単に購入することができますので、まだ使ったことのない人は是非試してみて下さい。
ブラジャーとショーツをセットで収納して迷子を回避
ブラジャーとショーツをセットアップにして購入する人も多いでしょう。
せっかく上下のセットアップで買ったのに、着けようと思ったら片方がない!なんてことにならないようにしたいですよね。
そんなブラジャーとショーツが、バラバラになってしまわないようにする1番の方法はセットにして収納しておくことです。
ブラジャーとショーツのセットアップ収納法
ショーツの折り方は先ほど紹介した3つのパターンのうちから、自分でたたみやすい方法を選びましょう。
【折らずにたたむタイプ(ワイヤー入りブラ)】
ショーツを広げ後ろ向きに置いた状態で股・クロッチ部分をウエスト側へ、横半分に折り上げます。
そのショーツをブラジャーの後ろに広げたまま並べると、隙間に入るので場所を取らずに収納することができます。
【折ってたたむタイプ(ノンワイヤーブラ)】
折って収納するブラジャーの場合は、ストラップなどと一緒にたたんだショーツをカップの中へ入れ込むようにしましょう。
セットアップ収納のメリット
ブラジャーとショーツをセットで収納すると、バラバラになってしまわないというだけでなく、使う際にすぐ取り出しやすく時短につながるメリットもあります。
また、旅行やスポーツなどのアクティブウェア用に分けている人も上下セットにしておくと、パッと取り出せてとても便利です。
ブラジャーをたたみ収納する際に必ず注意したいこと
ブラジャーを洗いキレイになったところで、収納する際にもうひとつ気をつけておきたいことがあります。
充分に乾かす
充分に乾かしていないブラジャーは、湿気によりカビの繁殖を促したり、汚れやニオイの原因になったりします。
ブラジャーはもともと普通の衣類よりも厚みがあり、季節によっては乾きにくいこともあります。
しっかり乾かしてからたたんで収納するようにしましょう。
パッドなどは外して、別々に干すと乾きも早くなります。
ただ干すときはタオルで軽く水分をとってから、直射日光の当たらない日陰に干すように注意して下さい。直射日光による下着の素材が傷むのを防ぐためです。
ビニール類に入れて保管しない
完全に乾いているからといって、ビニールやポリ袋に入れて保管すると湿気がたまりやすくなり、カビの原因になってしまいます。
ブラジャーは、通気性のいい場所や状態で保管するようにしましょう。
ぎゅうぎゅうに詰め込まない
収納できる場所があまりないからと、ブラジャーをぎゅうぎゅうに詰め込んではいませんか?
ぎゅうぎゅうに詰めて収納してしまうと、場所をとらず済みますが、カップやパッド、繊細なレースなどの型くずれの大きな要因となってしまいます。
スペースに余裕を持って、ブラジャーを傷つけないように収納するよう心がけてください。
まとめ
ブラジャーの正しいたたみ方を、ショーツの扱い方や収納法と一緒に紹介してきました。
他の衣類としっかり分けてきちんと収納できていた人はいても、型崩れや生地の傷みまではケアできていない人も多かったかもしれません。
どのたたみ方も収納法も簡単なものばかりで、誰でもすぐに始められます。
是非この記事を参考にして、お気に入りの下着を少しでも長く、キレイに使うお役に立てられたらうれしいです。