マタニティ期と産後のバストの変化
カラダは「妊娠しましたよ」という信号を脳が受け取ると、女性ホルモンや乳腺の活動が活発になり、バストがどんどんと大きくなっていきます。
バストは、妊娠の月数とともに大きくなり、出産後まで成長します。
しかし産後は、大きくなったバストのハリがなくなり、大きかったバストが縮んでいく時期でもあります。
マタニティ期と産後のバストの変化をみてみましょう。
1~3ヶ月
目安として、妊娠3ヶ月までに2/3カップカップ以上ボリュームがアップします。
4~7ヶ月
目安として、妊娠7ヶ月目までに2カップ弱ボリュームアップします。
8~10ヶ月
目安として、妊娠7ヶ月目までに2カップ程度ボリュームがアップします。
産後
産後すぐはハリが強くなり、それからしばらくは、蓄えられた母乳でハリも重さもアップします。
しかし、産後1ヶ月を過ぎて、赤ちゃんが飲む母乳の量と、ママがつくる母乳の量がちょうど良いバランスになると、おっぱいが張らなくなる場合が多いのです。
そして、卒乳(断乳)後には、「母乳は必要ない」との信号を脳が受け取ることで、エストロゲンが減少し、乳腺の活動も衰えます。
このときに、急激にバストのボリュームがダウンし、シワシワの風船のようなハリのない状態になってしまうのです。
マタニティ期に使えるおすすめナイトブラ
マタニティ期にも、ナイトブラを着用して眠ることが美乳ケアにつながります。
しかし商品によっては、産後の敏感な肌に適さない素材や、締め付けが強く乳腺を圧迫してしまうようなものもあります。
肌が敏感になり、大きなバストサイズの変化があるマタニティ期だからこそ、価格だけでなく、商品情報をしっかりと確認して購入してくださいね。
また、使用を控えるよう注意喚起がなされている期間中は、使用を控えるようにしましょう。
そこで、人気ナイトブラの公式サイトを比較し、マタニティ期間中の着用について、どのような記載がされているか、調査してみました!
Viage | 明記なし |
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ふんわりルームブラ | 妊娠初期の場合は徐々に大きくなる胸をしっかりと支え、リフトアップ構造で肩の負担も軽減してくれます。しかし着圧のついた商品ですので、妊娠後期や授乳中はご使用をお控えください。 |
エクスグラマー | 明記なし |
モテフィット | 妊娠中の方は、着用前にかかりつけのお医者様へご相談ください |
導リメイクアップブラ | 明記なし |
レスタリアージュ | 明記なし |
シンデレラマシュマロリッチナイトブラ | 妊娠初期においては徐々に大きくなる胸をしっかり支え、肩の負担を軽減してくれます。 しかし着圧機能の高い商品でございますので、きついと感じはじめられたりした場合、また、妊娠後期や授乳中はご使用をお控えください。 |
マシュマロブラ | 妊娠前後の張っている胸をしっかり支えてくれますが人によっては圧迫してしまう可能性があるので、念のため使用は控えてください。 |
公式サイトにはマタニティ期間中についての記載はなくても、口コミにはマタニティ期間中に使っていた先輩ママの意見もあるので、口コミは要チェックです♪
マタニティ期にナイトブラを付けるメリット・デメリット
就寝中に着用しているだけで美乳効果を発揮してくれるナイトブラですが、マタニティ期に着用するにはデメリットもあるようです。
ここでは、マタニティ期にナイトブラを着用するメリット・デメリットだけでなく、マタニティ期でもナイトブラを着用したいときの対策についても紹介していきます。
メリット
妊娠してからでも、ナイトブラのメリットはたくさんあります。
大きくなる胸をしっかり支えてくれる
授乳が終わり、胸の張りが戻って少しすると、バストは産前の状態に戻るどころか、シワシワの風船のようにしぼんで残念なことになってしまいます。
こういった状態を防ぐためには、妊娠によって大きくなる胸を支えておくことが大切です。
ナイトブラなら、就寝中の胸のつぶれや横流れを防ぐだけでなく、バストを支えているクーパー靭帯(じんたい)が損傷するのを防ぎ、しっかりとバストの重みを支えてくれます。
ノンワイヤーだから乳腺を圧迫しづらい
ワイヤーが入っていないナイトブラは、乳腺を圧迫しにくく、睡眠を妨げることもありません。
肌触りがサラサラでストレスが少ない
ナイトブラは就寝中の快適さを追求して作られているため、肌触りがサラサラで、心地良い睡眠に導いてくれるものが多いです。
姿勢がピンと伸びる効果のあるものも
背中がクロスになっているナイトブラは、背筋をピンと伸ばしてくれます。
産休に入り自宅で過ごすことが多くなると、ついラクな姿勢ばかりになってしまいがちですが、背筋を伸ばしてくれるナイトブラがあれば気も引き締まりますね。
デメリット
ホックがないので、バストの変化に対応しづらい
ナイトブラはホックが無いものが多いため、マタニティ期のバストサイズの変化に対応できない場合が多いようです。
対策としては、ストレッチ素材で伸縮性の良いナイトブラや、ホックでサイズ調整が可能なものを購入するという方法があります。
サイズを間違えると締め付けがキツくなる
ナイトブラは伸縮性に優れているため、サイズ展開が少ないものが多いようです。
そのため、妊娠中の日々大きくなるバストにまでは対応していません。
妊娠中に胸が大きくなることを見越して、Mサイズの人ならLサイズを購入するなど、1つ大きいサイズを買っておくという方法もあります。
締め付けがキツイまま着用していると、出産に向けて発達していく乳腺を圧迫し、乳腺炎を起こすなど良くない状態を引き起こす可能性もあります。
ナイトブラは授乳期間以外がおすすめ
バストを支えているクーパー靭帯(じんたい)を重力から守ってくれ、美乳ケア効果も期待できるナイトブラですが、授乳期は控えたほうが良いようです。
授乳期にナイトブラを控えたほうが良い理由や、いつからならナイトブラの着用再会がOKなのかも気になるところですね。
授乳期間にナイトブラを付けない方が良い理由
ナイトブラは、寝ているときのバストを重力から守ってくれたり、バストの脂肪が流れていくのを防いでくれたりと、就寝中の胸に対応するよう作られています。
そのため、カップが大きく、胸全体を包み込む設計のものが多くなっているのです。
バスト全体を包み込むような設計のナイトブラの場合、授乳しようと思ってもすぐに乳首が出せないなど、授乳がストレスに感じてしまう原因になりかねません。
数時間おきの銃乳だけでも大きなストレスになるため、授乳期には、スムーズに赤ちゃんに母乳があげられる授乳ブラをおすすめします。
授乳中はラクにおっぱいをあげられる授乳ブラがおすすめ
授乳ブラは、片胸だけ出せるようになっていたり、前を開けられるようになっていたりと、授乳しやすい造りになっています。
けれどナイトブラの場合は、授乳ママのことを考えた設計にはなっていないため、スムーズな開閉ができず、授乳時に手間取ることもあるようです。
既に、授乳服や授乳ケープを準備しているママにとっても、授乳ブラとの組み合わせのほうがスムーズに授乳しやすいでしょう。
ただ、ナイトブラの中にも、フロントホックになっているようなものもあります。
授乳中でもナイトブラを着用したいというママには、こういったフロントオープンタイプのものがおすすめです。
卒乳後はナイトブラでバストアップケアしよう
卒乳(断乳)したら、すぐにナイトブラで美乳ケアをはじめることをおすすめします。
卒乳後は、女性ホルモンであるエストロゲンの減少でバストトップにボリュームがなくなります。
また、産前・産後のバストサイズの変化により、伸びた皮膚や損傷したクーパー靭帯(じんたい)が、バストの型崩れなどを誘発するのです。
一日も早く、ナイトブラで美乳ケアをはじめましょう。
まとめ
美乳効果のあるナイトブラは、マタニティブラの代わりとしても使うことができます。
ただ、妊娠中は出産に向けて大きくなるバストサイズの変化に対応するため、Mサイズの人はLサイズのものを購入するなど、1サイズ大きめのものを購入するようにしましょう。
バストの脂肪が脇や背中に流れるのを防ぐなどメリットの多いナイトブラですが、授乳期には使用を控えたほうが無難です。
ナイトブラは授乳用のブラとしては開発されていないため、バスト部分が開閉しないものが多く、授乳しづらいようです。
そのため、授乳がストレスにならないよう、授乳中は授乳ブラの使用をおすすめします。
購入時の失敗を防ぐために、価格帯や発送までの日数が短いもの、登録や購入特典ばかりに目を奪われることのないよう注意しましょう。
また、おすすめ商品やレビューだけを鵜呑みにせず、じっくりと商品情報を見て、比較検討してから注文してくださいね。