乳輪にシワができる原因6選
1.妊娠
妊娠すると、乳腺の発達を促す黄体ホルモンが過剰分泌されるため、個人差はあるものの胸が2カップ分ほど大きくなるんです。
しかし、卒乳を迎えるころには黄体ホルモンの分泌が落ち着き、自然と妊娠前の胸のサイズに戻るとされています。
そのため、授乳中に張っていた胸が卒乳後に縮んでしまい、胸のハリが失われ、乳首や乳輪にもシワができてしまうんです。
卒乳後も育児に追われて、ボディケアをする時間はないかもしれませんが、乳首用クリームならお風呂上りにさっと塗るだけでよいのでオススメです♪
ちなみに私のオススメの乳首ケアクリームは、乳首の色を薄くして保湿する【ホスピピュア】です!
2.乾燥
乾燥や肌ダメージによっても、乳首や乳輪にシワができてしまいます。
カラダの他部位よりも乳首部分は皮膚が薄いため、水分を蓄えづらく、乾燥によって皮膚の水分を失ってしまうと、乾燥ジワができてしまいます。
また、サイズの合わない下着を着用して摩擦が起きるなど、乳輪部分に外部刺激を与えていると、防衛機能が働き、乳輪を守ろうと皮膚が硬くなります。
皮膚は角質が積み重なってできているため、皮膚が硬くなっている状態は角質が厚くなっている証拠です。
角質が厚いと、保湿ケアをしても、肌が水分を吸収しにくくなってしまっているため、乾燥をより悪化させてしまうかもしれません。
3.加齢
老化により、肌にハリや弾力、ツヤを与えている卵胞ホルモンの分泌量が減少してしまいます。
すると、胸部分の皮膚もハリが失われ、筋肉も衰えてしまうため、胸が垂れたり萎んだりして、シワの原因になってしまうんです。
年齢を重ねるにつれ、顔や首にシワができやすくなるのと同じように、乳首や乳輪部分を含んだ胸にもシワができやすくなります。
ターンオーバーの乱れもシワの原因に
肌にシワができたり、たるんだりするのには、ターンオーバーの周期が乱れることが影響しています。
新しい細胞が角質層より奥深くで作られ、徐々に肌表面まで上がり、角質や垢として剥がれ落ちるまでのサイクルのことをターンオーバーといいます。
ターンオーバーが遅れるにつれ、古い角質が排出されず、どんどん蓄積してしまうんです。
古い角質が蓄積すると、肌にハリを与えているコラーゲンやヒアルロン酸などの成分を保つ機能が低下してしまう恐れがあります。
肌のハリが失われると、たるみや乾燥の状態を悪化させたり、外部刺激の影響を受けやすくなったりして、シワの原因となるんです!
年齢を重ねるにつれターンオーバーの周期は長くなるのですが、摩擦や紫外線によってもターンオーバーのリズムは崩れます。
4.垂れ乳
胸が垂れると、それに伴って乳首周りも垂れてしまうため、老け胸になってしまいます。
胸が垂れる原因には、妊娠や加齢、筋肉の衰え、クーパー靭帯(じんたい)の損傷などが考えられます。
胸が垂れて皮膚がたるむことで、いちばん影響を受けやすいのが皮膚の柔らかい乳輪なので、乳輪にシワが寄ってしまうんです。
ちなみに、エッチの際におっぱいを強く揉まれ過ぎると、胸を支えるクーパー靭帯が傷つき、垂れ乳の原因になりますよ。
5.生理
生理期間中は、乾燥時期でもあります。
女性ホルモンにはプロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)の2種類あり、2種類がバランスよく分泌されていることで女性の健康が保たれています。
エストロゲン(通称、美のホルモン):たくさんの美容効果に期待できるホルモン
しかし、プロゲステロンが過剰分泌されると肌トラブルの原因になってしまうんです。
生理前や生理中は、プロゲステロンが優位になってバリア機能が低下し、肌がデリケートなため外部刺激を受けやすく、シワやシミができやすくなります。
また、エストロゲンはコラーゲンの生成を促す作用があるため、エストロゲンが減ってプロゲステロンが優位になることはシワの原因につながりかねません。
6.ダイエット
ダイエットによってストレスが溜まったり、食事を抜いて栄養不足になったりすると、卵胞ホルモンの分泌が低下してしまいます。
そうすると、ホルモンバランスが簡単に崩れ、バリア機能が低下したり肌がダメージを受けやすくなったりするため、シワの原因につながってしまうんです。
シワ対策と改善法
保湿する
顔や首のシワを予防したり改善したりするために、スキンケア化粧品をたくさん使ってケアしている女性は多いのではないでしょうか。
顔と同じように、乾燥やたるみによる乳輪のシワを防ぐためには、乳首周りを保湿することが重要なんです!
血行が良くなっているお風呂上りに、低刺激のオイルや保湿クリームなどを使って、しっかりと保湿ケアをしましょう。
また乳輪のシワを改善するには、胸のハリを取り戻すのが大切なので、保湿ケアとともにバストマッサージなどのボディケアを共に行うのがオススメです。
→【2018年】おすすめバストアップクリーム6選の人気ランキング!成分と価格を徹底比較
乳輪の保湿に化粧水は使える!?
保湿とは、潤った肌の状態を保つことを言いますよね。
乳輪は乾燥しやすいため、化粧水などで肌に補水して皮膚を潤す「保水」も、保湿と同じくらい大切です。
しかし化粧水は顔に塗ることを前提としているため、皮膚の薄い乳首や乳輪には刺激が強すぎる場合があります。
乳輪には、乳首や乳輪の専用として作られているケアクリームがオススメです。
とくにポスピピュアやイビサクリームは、天然由来成分配合で肌に優しいため、乳首や乳輪などのデリケートゾーンに使えます。
また、肌に補水して昼を潤す「保水」と、潤った肌の状態を保つ「保湿」の両方の作用を持っているため、乳輪のシワ対策としても大活躍です♪
乳首を触り過ぎない
お風呂で乳首を強く擦って洗うなど、乳首に強い外部刺激を与えていると、防衛機能が働いてしまいます。
そうすると、皮膚が硬くなったり肌がダメージを食らったりして、乾燥状態を悪化させてしまうんです。
お風呂の際は、乳首をタオルなどで擦ることは避け、優しく洗うように心がけましょう。
また、エッチの際には乳首をいじらせすぎないようにした方が良さそうですね。
彼氏や旦那さんには申し訳ないですが、乳首のシワを防止するためなら仕方がない(笑)
寝るときはナイトブラを着用する
垂れ乳は、乳輪のシワの原因となっているので、シワを改善するには肌にハリを与えて垂れ乳でなくすことが大切ですよね。
そこで、脇肉や背肉を胸に寄せ集める機能と、胸を本来の正しい位置でキープする機能を持つ“ナイトブラ”がオススメです。
ナイトブラを着用することで、垂れ乳を改善する効果に期待できます!
また家にいるときや寝るときは、ワイヤー入りのような締め付けの強いブラを控えましょう。
そうすることで、摩擦を防げたり血流を良くして代謝率が上がったりして、乾燥しにくくなります。
ノーブラは胸を型崩れさせる原因となるので、家の中ではほどよい締め付け感の24時間着用できるナイトブラなどを着けましょう。
もしかして、乳ガンのサインかも
もしかしたら乳輪にできたシワの原因は、乳ガンのサインかもしれません!
片方の胸にだけシワができたり、たるんでいたりする場合は乳ガンの可能性が高いので、とくに要注意です。
加齢や乾燥によるシワなら、コラーゲンが減少することにより肌がくぼんでしまうのが原因になります。
しかし乳ガンの場合、ガン腫瘍が胸の内側から皮膚を引っ張ることにより、乳輪や乳房周りにシワやくぼみができるような症状が起こります。
「胸にしこりがあったら乳ガンかも…」としこりで乳ガンを疑う女性もいると思いますが、胸のシワはしこりよりも早い乳ガンのサインかもしれません。
乳ガンの際にみられるサイン
乳ガンの腫瘍が、皮下組織やクーパー靭帯など周りに広がると、腫瘍が広がった部分(しこり)の真上の皮膚が引きつるため、皮膚がシワとして凹みます。
親指と人差し指でしこりをつまむと、しこりの真上の皮膚が凹んでえくぼのようになる場合をえくぼ現象と呼び、えくぼ現象は乳ガンの特徴的なサインです。
乳ガンによるシワかを判断するためには、まず鏡の前で腕を高く上げ、皮膚のひきつれやくぼみ、乳輪の変化、湿疹などがないか確認してください。
次に、両腕を腰にあてた状態で、胸周りにしこりやくぼみがないかを確認してみましょう。
ほかにも乳ガンの場合は、乳頭がただれたり吹き出物ができたりする可能性があります。
ただし、セルフチェックをしたといても乳ガンは自分で判断するのは難しいので、少しでも胸に異変を感じたら、医師にすぐ相談しましょう。
まとめ
乳輪にシワができる原因には、妊娠や乾燥、加齢、生理など、さまざまなことが考えられます。
また、垂れ乳もシワにとって天敵なんですよ!
乳輪にできたシワを改善したり予防したりするには、まず乳首周りをしっかり保湿することがなにより大切です。
保湿することで、乳輪を乾燥から守れ、胸のハリを取り戻す効果にも期待できます。
他にも、摩擦によるシワを防ぐためには、家の中ではナイトブラのようなほどよい締め付け感のブラに着替える方がオススメです!
そして乳輪にシワができる場合、乳ガンのサインとも考えられるんです…。
シワ意外に、少しでも胸に異変を感じた際は、すぐにお医者さんに相談したり検査を受けたりしてくださいね。