胸が張らなくなったら普通のブラに戻そう
先輩ママの失敗談
母乳が出なくなったら普通のブラに戻す合図
“授乳ブラ”という名の通り、授乳期間を終えたら普通もワイヤー入りブラに戻すのが一般的と思う方が少なくないかと思います。
ですが、おすすめなのは「母乳が出なくなってから」のタイミングです。
断乳や卒乳をしても、母乳がすぐに出なくなるわけではありません。
母乳が完全に止まるまでにかかる期間には個人差がありますが、一般的には1ヵ月前後、長い人で数ヵ月も続くこともあります。
母乳をやめた直後もまだ胸は張り続けます。その状態で、締め付けの強いブラをつけてしまうと、乳腺に負担がかかってしまいます。
最悪の場合、乳腺炎にかかってしまうケースも可能性もあるので、母乳が完全に止まるまでは授乳ブラを付けるようにしましょう。
産後~1ヶ月(産褥期)
バストの変化
産褥期は、出産という大仕事を終え、体型も大きく変化する時期です。
骨盤やお腹もまだ元通りにはなっていないため、バストも含め、カラダ全体のケアが重要な時期でもあります。
バストは、母乳を生成するために、乳腺の働きが活発になります。
胸が強く張り、バストも大幅にサイズアップします。
産褥期のブラ選び
赤ちゃんへおっぱいをあげやすい、授乳インナーを使用しましょう。
産後はホルモンバランスが乱れるため、肌が刺激を受けやすく、肌トラブルを引き起こしやすくなっています。
そのため、肌触りの良い素材のものを選びましょう。綿100%のタイプがおすすめです。
また、授乳パットの交換がしやすく、片手で授乳可能なクロスオープンタイプの授乳ブラは使いやすく人気も高くなっています。
おすすめブラ
ファーストマミングブラ/ワコールマタニティ/6,264円~
ノンワイヤータイプなので、マタニティ用としても使える、優秀授乳ブラです。
どの授乳ブラを買えば良いか迷ったら、コレを買えば間違いありません!
カップ部分は伸縮性のある素材でできているので、カップサイズの変化に対応でき、産前産後と長い期間使えます。
ファーストマミングブラ/6,480円~
同じく、こちらも産前産後使えるタイプの授乳ブラです。
肌にやさしい綿素材でできているので、肌トラブルの多い妊娠初期にもおすすめです。
サイズ展開も豊富で、MサイズやLサイズといった大幅なものではなく、アンダーサイズも選べます。
CカップからFカップまで取り扱っているので、もともとバストが大き目な方にもぴったりです。
~3ヶ月(授乳期)
バストの変化
出産を終えてから3ヵ月が経過すると、骨盤や子宮は産前の状態に戻ります。
しかし、ボディラインが整い、カラダのサイズが落ちてくることで、授乳によって崩れたバストラインが目立ちやすくなります。
授乳による大幅なバストサイズの変化で、ハリがなくなり、垂れ乳が気になり始める人も多いです。
授乳期のブラ選び
授乳服同様、赤ちゃんへおっぱいをあげやすい機能的なブラを選びましょう。
乳腺に負担をかけてしまうので、無理なしめつけがあるものはNGです。
バストの形を整えたい方や、ホールド感が欲しい場合は、産後用のワイヤーブラがおすすめです。
おすすめブラ
2wayマミーブラルアノーレ/ワコールマタニティ/10,260円~
産後はもちろん、妊娠中から着用できます。
カップの裏地は伸縮性のある肌触りの良い生地を使っているため、窮屈感なくしっかり胸を支えられます。
カップ上部にホックがついていて、胸を大きくだせるのでとても授乳がしやすいブラです。
よくばり産後ブラルアノーレ/ワコールマタニティ/10,260円~
バストボリュームがUPしても使い続けられるよう、1カップの増量に対応しています。
卒乳用ブラとしても使えるので、長期間活躍してくれますよ!
同デザインの産後ショーツも取り扱っているので、デザイン性を求めるママにもおすすめです。
ワコールのwebショップと百貨店だけの限定商品なので、特別感もありますね!
ミスクマミーパッド/ワコールマタニティ/1,080円
ブラと組み合わせて使う、母乳パッドです。
吸水性のある生地を使用しているので、母乳モレをしっかり防ぎます。
洗って使えるので、使い捨ての母乳パッドと比べ、とても経済的!
~6ヶ月(卒乳期)
バストの変化
赤ちゃんも母乳を飲む量やペースが定まってくる時期ですね。
おっぱいを飲む量も日に日に増えてきて、赤ちゃんもグングン成長していくので、母乳の分泌量もピークになります。
また、赤ちゃんが乳首を吸ってから母乳が作られる「差し乳タイプ」の方と、母乳が常に作られて溜まっていく「溜まり乳タイプ」の人とに分かれます。
差し乳の場合は胸の張りがおさまるので、バストのたるみが気になってくるでしょう。
卒乳期のブラ選び
バストの状態やサイズ増減が人によって全く異なる時期なので、自分に合ったサイズのブラを選ぶことがとても重要になります。
胸がまだ張り気味の方は、あまり締め付け感のない、乳腺を刺激しないものを選びましょう。
授乳回数も多いので、授乳用インナーを使用するのもおすすめです。
おすすめブラ
よくばり産後リボンブラ/ワコールマタニティ/8,532円~
ホックなどはなく、めくるだけで良いので、片手で簡単に授乳ができます。
カップには伸縮性のある素材を使っているので、胸を大きく出すことができますし、産前産後のバストサイズの増減にも対応可能です。
ピンクカラーの女性らしいデザインなので、授乳ブラということを感じさせない点も嬉しいですね。
2Wayマミーブラルアノーレ/ワコールマタニティ/8,964円
産後用のワイヤーブラなので、バストをしっかり支えつつ、授乳にも対応しています。
垂れ乳が気になるけれど授乳中、という方にはぴったりのブラです。
ワイヤーはカップ中心の低い部分までしか入っていないので、カップをスムーズにめくることができます。
6ヶ月~(卒乳後)
バストの変化
離乳食がはじまり、赤ちゃんがおっぱいを飲む量も減っていきます。
母乳の量減ると、一気にバストがしぼみ、たるみやハリのなさが気になるママも少なくないでしょう。
授乳回数が減っても、乳腺はまだまだ活発に動いていますので、無理のない範囲でバストケアをしていくことが重要になります。
→しぼんだバストに効果的!二児のママの和が語る産後のバストケア
卒乳期のブラ選び
まだ授乳を終えていない方は、乳腺を締め付けないよう産後用のワイヤーブラを装着しましょう。
卒乳、断乳して間もない場合でも、まだ乳腺の活動はしばらく続きます。胸の張りおさまるまでは、普通のブラを着用は避けるのが無難です。
また、卒乳していても、妊娠前に使っていたブラを着用するのは一旦避けましょう。
妊娠、出産、授乳を終えたバストは、サイズが変わっている場合が多いです。一度バストを測り直して、サイズ選びをしっかり行いましょう。
おすすめブラ
2Wayマミーブラ/ワコールマタニティドゥプラス/4,104円~
産前から授乳期まで長く使えるブラです。
産後用ワイヤーが入っているので、フィット感もありつつ、肌あたりの良い授乳ママにとって快適なブラに仕上がっています。
カラーもピンクと紺の2種類あるので、好みの方を選べるのも嬉しいですね。
よくばり産後ブラ(スムージングタイプ)/ワコールマタニティ/8,532円~
産前産後対応のブラでも、1カップの増量に対応しているものが多い中、こちらは2カップの増量にも対応しています!
シンプルなデザインなので、派手な下着が苦手な方にもおすすめです。
また、表側に縫い目がないので、服の上からブラが目立ちませんよ。
2Wayマミー/ワコールマタニティ/7,344円~
こちらも同様、2カップの増量まで対応しています!
カップの裏地にはストレッチのきいた素材を使用しているので、無理な締め付け感なく、ほどよくバストにフィットします。
片手で授乳可能な、カップをめくるタイプのブラという点も“ママ想い”で嬉しいですね。
自分のバストに合わせて選んで
この記事でご紹介した「〇ヵ月」というのは、あくまでも目安です。
“産後1ヵ月“という同じ状況でも、バストや体の状態は人それぞれ違います。
自分でバストの調子をチェックして、ベストなインナーを選んでくださいね!
まとめ
妊娠~授乳~卒乳までは、赤ちゃんの成長とともに、ママのバストにもさまざまな変化が起こります。
日々変化するバストに合ったブラを着けることが、カラダにとってとても重要になります。
ブラ選びに迷ってしまった方は、「産前産後対応」のブラがおすすめです!
妊娠中から卒乳まで長い間使えるので、とても便利ですよ。