実はみんな悩んでいる!?
声には出さなくても、多くの女性は「乳首のぶつぶつ」で悩んでいるのではないでしょうか?
知恵袋で「乳首 ぶつぶつ」と検索したところ、206件の投稿がありました。(2017年8/24調べ)※知恵袋
詳しく見てみると、「彼氏に引かれた」「旅行前にキレイにしたい」といった悩みが多いようです。
ぶつぶつの正体はモントゴメリー腺
モントゴメリー腺とは
乳輪にある乳首のぶつぶつの正体はモントゴメリー腺といわれる皮脂腺です!
モントゴメリー腺は女性だけでなく、男性にもあります。
皮脂腺なので、ぶつぶつを指でぎゅっとつぶすと白い皮脂が分泌されることがありますが、それはにきびをつぶしたときに出る皮脂と同じなので、病気ではありません。
※真似しないでください!
ただし、分泌量が多かったり、分泌物の色が白色でなかったりした場合は病院で診てもらってくださいね。
モントゴメリー腺の役割
乾燥から守る
女性にとって乳首は授乳のための大事な部位です。
だから、モントゴメリー腺から皮脂を出すことで乾燥から守ってくれます!
乳輪にぶつぶつがあると見た目が悪く、気になるかもしれませんが、赤ちゃんを守るためだと思って少し我慢しましょう!
授乳が終わるとぶつぶつが目立たなくなることもあるそうですよ♪
赤ちゃんがおっぱいを探す目印
生まれたての赤ちゃんは視力が悪く、あまり見えていません。
そんな赤ちゃんがおっぱいの場所がわかるのはどうしてだと思いますか?
実はモントゴメリー腺が発するフェロモンのにおいをかいで、赤ちゃんはママのおっぱいを探しているんです!
ぶつぶつが目立つ人ってどんな人?
先ほど、男女関わらずどんな女性にもモントゴメリー腺があるといいましたが、目立たない人も多くいらっしゃいますよね。
では、目立つ人と目立たない人では、なにが違うのでしょうか?
乳輪が乾燥している
乳輪が乾燥していると、モントゴメリー腺が乳首を保湿しようとします。
するとぶつぶつが大きくなって、目立ってしまうみたい!
乾燥を防ぐためにも、デリケートゾーン用の低刺激クリームを塗って保湿してあげましょう。
バストアップクリームを持っている方はそれでも良いかもしれませんね♪
妊婦さん&授乳中のママ
妊娠すると女性ホルモンのバランスがくずれ、それに伴いモントゴメリー腺も大きくなります。
また、モントゴメリー腺には赤ちゃんにおっぱいの位置を教える役割があるため、授乳中もぶつぶつが目立ってしまうみたい。
ぶつぶつが大きくなるのは、きちんとママになる準備を始めているということ!
ケアは授乳が終わってからにしましょう♪
授乳が終わると自然とぶつぶつが目立たなくなることもあるそうですよ。
生理前や生理中
先ほど女性ホルモンのバランスが崩れることとモントゴメリー腺が大きくなるとお話しましたが、女性ホルモンが崩れるのは妊娠した場合だけではありません。
生理前や生理中なども女性ホルモンが崩れ、ぶつぶつが目立つ可能性があります。
注意すること
触らない
乳首周りのぶつぶつが気になるからといって、モントゴメリー腺を触っていませんか?
手にはたくさんの菌がついています。
そんな手で乳輪を触っていると、モントゴメリー腺から菌が入り込んで、膿んだり乳腺炎になってしまったりする危険性が!
ぶつぶつが気になるキモチもわかりますが、極力触らないようにしましょう。
異常を感じる場合はすぐ病院へ
モントゴメリー腺は皮脂腺なので、皮脂がでることはめずらしくありません。
分泌量が多いと皮膚が刺激され、かゆみが生じることもあるそうです。
分泌量が多い場合や、分泌物の色が白色でない場合、痛みを感じる場合は、すぐに病院で診てもらいましょう。
ぶつぶつの対処法
保湿
乳輪が乾燥していると、ぶつぶつが大きくなることがあります。
また、モントゴメリー腺は皮脂腺なので、ニキビとよく似た特徴を持っています。
ニキビは油分と水分のバランスが崩れることでできてしまうので、モントゴメリー腺も同じなんです。
お風呂上りにはクリームなどでしっかり保湿してあげましょう!
デリケートゾーンですので、バスト専用のクリームがおすすめです。
食事
先ほどもお話したように、モントゴメリー腺はニキビとよく似ています。
だから、油ものを控えたり、ビタミンを摂取したりしましょう!
ビタミンの働き
ビタミンA
肌の健康を維持したり、粘膜によって最近からカラダを守る働き
ビタミンE
体内の脂質の酸化を防いでカラダを守る働き
ビタミンC
コラーゲンをつくる働き
※http://www.glico.co.jp/navi/dic/dic_14.html
過剰摂取しないように注意してください。
便秘を解消する
便秘が原因で、カラダの有害な物質が体内にたまってしまいます。
すると皮脂腺であるモントゴメリー腺から分泌しようとして、ぶつぶつが目立ってしまうこともあるようです。
便秘対策方法としては、食物繊維の多く含んだ野菜やヨーグルトを食べるようにしたり、体操したり、お薬を飲んだりといろいろあります。
ちなみに、私が個人的に効果的だと思ったのは水分をたくさんとることです!
ブラを見直す
ブラが自分に合っていないと、乳首とこすれて刺激を与えてしまいます。
ぴったり合うブラならカップが浮いたり、アンダーがずれあがったりすることはありません。
自分に合う下着を着用して、美ちくびを手に入れましょう♪
モントゴメリー腺切除手術
実は、乳首のぶつぶつは美容外科によって除去することができます。
数時間で終わる手術なので、5~15万ほどです。
ただし、ぶつぶつの数や大きさによって、手術回数や時間、価格も変わってくるので注意してください。
まとめ
乳首周りのぶつぶつの正体はモントゴメリー腺という皮脂腺です!
乾燥していたり、妊娠&授乳していたりすると、ぶつぶつが大きくなることがあります。
このぶつぶつは男女関わらず誰にでもあるものなので、気にしすぎないようにしましょう♪