大きさが違うのは当たり前
顔が左右対称の人がいないのと同じで、胸も左右対称でないのは当たり前なんです。
また、胸の大きさが左右で違うことに悩んでいる女性は多いようです。
では、そもそもなぜ左右で胸の大きさが変わってくるのでしょうか。
胸の大きさが左右で違う原因
利き手ばかり使っている
かばんを持つ手がいつも同じ
いつも同じ腕でかばんや荷物を持っていませんか?
私はいつも右で持ってしまいます。
利き手ばかり使っていると、片方の胸だけに負担がかかってしまい左右で胸の大きさが変わってしまいます。
片腕をよく使うスポーツをしている
卓球やテニスなどラケットを使うスポーツはとくに片腕をよく使いますよね。
すると片方の胸だけ鍛えられ、筋肉がつき、胸が小さくなってしまいます。
さらにスポーツ時に使っているほうの腕は脇が閉まっていることが多いので、リンパの流れも悪くなり、そちら側の胸にだけ十分な栄養やホルモンが行き届かなくなってしまう可能性もあります。
ただし、両方の腕を使ってプレイすることは難しい場合もあるので、そういう場合は普段の生活では、スポーツ時に使わない方の腕を使うようにしましょう。
「今はスポーツをしていないのに、どうして私の胸は左右で大きさが違うのだろう」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、中学生・高校生の部活の名残かもしれませんね。
姿勢が悪い
猫背
猫背は背中が丸まって頭が前に出ている状態です。
猫背によって前に出た頭を首で支える必要があるため、首への負担が大きくなり、首周りの筋肉が縮んでかたくなります。
すると首周りの血管が圧迫され、血行が悪くなり、胸にも十分な栄養が送られなくなってしまうんです!
もちろん肩こりの原因にもなりますよ。
また猫背によって首への負担が大きくなると頚椎(けいつい)を通る自律神経にも悪影響が!
自立神経が乱れると女性ホルモンのバランスも崩れてしまうため、美容や胸にも良くないんです。
さらに、猫背になると胸周りの筋肉の張りがなくなり、胸の位置が下がってしまう原因にも・・・。
足を組む
デスクワーク中や、家でほっと一息ついているとき、自然に足を組んでいませんか?
足組みが癖になっていて無意識に足を組んでしまう人は、おそらく「足を組んだほうがラク」だからでしょう。
「足を組んだ方がラク」になっている時点でカラダは歪みを感じています!
足を組み続けると、足の血流が悪くなったり、骨盤が歪んだりします。
骨盤が歪むことで、骨盤で支えていた上半身のバランスも崩れます。
すると左右でカラダのバランスが崩れ、胸にもその影響が出てくるというわけです。
生活習慣
頬骨をつく
デスクワークをしていたり、考えごとをしているとき、あなたは頬骨をついていませんか?
頬骨をつくという行為は「頭が重いから支えたい」をいうカラダからの命令の1つでもあります。
ですが頬骨をついていると、顔の歪みや、シワやほうれい線などの原因になるだけでなく、猫背になる原因にもなります。
猫背は血行を悪くしたり、胸の位置を下げたり、ホルモンバランスを崩したりするので、頬骨をつかないようにしましょう。
いつも左右どちらかを下にして寝る
「私は右を下にしないと寝れないの・・・」
という女性も多いのではないでしょうか?
ちなみに私は、ふとんに入ってすぐは左を下にしていますが、5分後には右を下にして寝る派です(笑)
片側だけを下にして寝ていると、下になっているほうのリンパの流れや血流が悪くなり、下になっているほうの胸が小さくなりやすいそうです。
下にする方を左右均等にするか、仰向けで寝るようにしましょう。
授乳する回数が片胸の方が多い
「赤ちゃんが右胸のおっぱいしか飲んでくれない。」
「左胸はおっぱいの出が悪い。」
なんて悩んでいるママさんも多いかと思います。
しかし片胸ばかりで授乳していると、卒乳後、胸の大きさ左右で違ってきてしまいますよ。
赤ちゃんがおっぱいを飲んでくれることで乳腺が刺激されるため、赤ちゃんがおっぱいをよく飲む側の胸が大きくなりやすいです。
そのため授乳するときは、小さい方の胸から授乳させることで左右の胸の大きさのバランスを保つことができますよ♪
病気
乳がん
「胸の大きさが左右で違うと乳がんの危険性もあるのでは・・・?」と不安に思われる方もいらっしゃいますが、胸の大きさと乳がんはあまり関係ないようです。
ただ乳がんになると多くの方が胸にしこりを感じるので、しこりが原因で胸の大きさが左右で違ってくることはあるかもしれません。
心配な方はすぐ病院で診てもらいましょう!
乳腺炎
乳腺炎は、母乳が乳腺につまって起こる炎症のことです。
・胸の一部にしこりがある
・胸が痛い
・乳頭に白い斑点ができる
・胸が赤みがある
といった症状がある場合、乳腺炎である場合が多いです。
胸が炎症を起こしているので、炎症を起こしている側の胸は大きくなり、すると胸の大きさが左右で違ってきます。
乳腺炎は「陣痛より痛い」といわれているので、乳腺炎の可能性のある人はすぐに病院へ!!
改善方法
カラダの左右を均等に使う
かばんや荷物は左右交互に
いつも左右どちらかの手でかばんや荷物を持ってしまう人は、今日からいつもと反対側の手で持つようにしましょう!
(いつも右手でかばんを持ってしまう私も、今日から左で持つようにしよっと♪)
利き腕側ばかり使っていると胸の大きさに左右で差が出てきてしまいますよ。
普段は運動時に使わない手を使う
運動時に片腕ばかり使っているとそっちの腕だけ筋肉がついて、左右で筋肉の付き方に差が出てきます。
運動時に左右どちらかの腕をよく使うのであれば、普段は反対側の腕を使うようにしましょう!
右手でラケットを振っているなら、普段かばんを持つ手は左を使うようにしてみてはいかが?
姿勢を良くする
「耳の穴―肩の中心―くるぶし」を結んだ線が一直線になっている姿勢が良い姿勢です。
普段から猫背にならないようにしたり、足を組まないように意識したりするようにしましょう!
すると胸の大きさだけでなく、肩こり改善にもつながりますよ♪
ブラジャーやパッドで調整
ブラジャーは大きい方のバストサイズに合わせて
胸の大きさが左右で違う女性は、ブラ選びにとっても悩みますよね。
そいうい場合は、大きいほうの胸のバストサイズに合わせてブラジャーを購入してください。
小さい方のバストサイズに合わせてしまうと、大きい方の胸が圧迫され、胸の型崩れの原因になります。
また、自分のバストサイズだけでなく胸の形や体質に合ったブラジャーを選ぶようにしましょう。
自分に合っていないブラジャーをしていると、カップから胸の脂肪が溢れたりワイヤーが食い込んだりして胸の形が崩れてしまいますよ。
胸が小さい方のカップにはパッドを
胸が小さい方のカップにパッドを入れて調整しましょう!
パッドは数百円で買えるうえにバストアップ効果に期待できるので、とってもおすすめです。
寝るときはナイトブラで補正
ナイトブラとは寝るときの胸の動きを固定してくれるブラのことで、寝ながらバストケアができると大人気♪
脂肪は“流れやすい”という特徴があるため、ノーブラで寝ていると胸の脂肪が脇や背中に流れて胸が小さくなってしまう危険性が・・・!
ナイトブラは寝ている姿勢でも胸の脂肪が流れないように固定してくれますが、ほどよい締め付けなので、快適に寝ることができます。
いつも片側を下にして寝てしまう女性は胸の大きさが左右で違ってきやすいので、ナイトブラで対策しましょう。
ナイトブラは胸を中央に寄せる機能があるため、貧乳の私(Bカップ)でもナイトブラ着用時には谷間ができるんです!※私の体験談
マッサージ
脇肉や背肉を胸に集めるようにやさしく脂肪を流します。
このとき手になにもつけないでマッサージすると肌とこすれて、肌を傷つけてしまう危険性が!
マッサージをするときはバストクリームやジェルを塗るようにしましょう。
小さい方の胸がとくに念入りにバストマッサージをしてあげてくださいね♪
しかし胸を強く揺らしたり揉んだりする間違ったマッサージ方法では、かえって胸の形を悪くしてしまうので要注意です。
豊胸手術
豊胸手術は最終手段です・・・!
左右の大きさを整える方法には
・大きい方に合わせる
・小さい方に合わせる
・どちらも大きくする
の3つの方法があります。
私がおすすめするのは「小さい方を合わせる」方法です。
なぜなら、胸を大きくする方法にはヒアルロン酸豊胸があり、片胸だけなら約2万円~でできます!
ヒアルロン酸豊胸はメスを使わないので気軽に手術を受けられると人気のようですよ。
まとめ
左右で胸の大きさが違う原因は
・利き手ばかり使っている
・姿勢が悪い
・生活習慣
・片胸ばかりで授乳している
・病気
などが上げられます。
バランスの良い胸にするためには
・カラダの左右を均等に使う
・ブラやパッドで調整する
・マッサージ
・豊胸手術
など、いくつか改善策がありますよ♪
胸の大きさを左右でそろえて、キレイなバストラインを目指しましょう!