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乳首に生える毛の処理はどうすればいいの?男女で使えるおすすめ処理方法

公開日  | 更新日 

何度処理をしても、気が付くとにょろりと乳輪まわりに生えている「乳毛」。

男性のように乳輪まわりにボーボーと生えている女性は少ないですが、濃い産毛が乳房にびっしりと生えてしまう人もいれば、乳首のそばに本数は少ないけれど黒くて太い毛が生える人などさまざまです。

乳毛はカミソリや毛抜きなどで処理をする人が多いようですが、乳首がカサカサになったり、赤くヒリヒリしたりと、トラブルが絶えないのも事実。

今回は乳首のまわりに生える「乳毛」の正しい処理方法をお伝えします。

乳毛はなぜ生えてくるのか、乳毛処理をプロに任せられる脱毛サロン情報が気になる人は、【女の子だって乳首に毛が生える!?乳首脱毛におすすめの脱毛サロン 】を読んでみてください。

カンタンでオススメの処理方法は電気シェーバーと毛抜き

自宅で簡単にムダ毛を処理する方法は、カミソリや毛抜き、電気シェーバーに脱毛クリーム、ブラジリアンワックスに家庭用脱毛器など、さまざまな種類があります。

乳首が他の皮膚と色が異なるのは、赤ちゃんが母乳を飲むときに探しやすいためなどともいわれていますが、黒ずみや色素沈着などが起こりやすく、とてもデリケートな部分です。

そのため、刺激の強い脱毛クリームやブラジリアンワックスなどは使用しない方が良いです。

家庭用脱毛器には、毛を引き抜くタイプと、脱毛サロンのようにメラニン色素に反応する光を照射してダメージを与えるタイプがあります。そのどちらも、ほとんどの機会が乳輪や乳首への使用を禁じているので、使用はできません。

カミソリも、目には見えない無数の傷をつけてしまう処理方法であり、肌にダメージを与えます。長期間カミソリを使い続けると、肌の炎症や黒ずみを起こす可能性が高いのでおすすめできません。

毛抜きは毛嚢炎と呼ばれる肌トラブルを起こす可能性があり、こちらも肌に優しい自己処理方法ではありません。しかし、1~2本など数本程度の毛を処理するとき、毛抜きを使用しないという処理方法を提案したとしても、あまり現実味がないと思います。

正しい処理方法をしっかりと認識し、毛抜きによる肌トラブルを最小限に抑えていくようにしましょう。

最後に残った電気シェーバーですが、カミソリよりは肌に優しく処理ができるため、自己処理の中ではいちばんおすすめできる道具です。他の部位をシェービングしたいときにも、1本持っておくととても便利です。

電気シェーバーの処理はモントゴメリー線に気を付けて


※画像:Amazonより引用

カミソリは先述の通り、肌に傷をつけてしまうため、乳毛の処理には顔用の電気シェーバーがおすすめです。

電気シェーバーは皮膚に刃が直接当たらない構造になっているため、カミソリ負けなど赤くヒリヒリするような肌荒れや肌トラブルのリスクもなく、安全に処理をすることができます。

ただし、乳輪には「モントゴメリー腺」と呼ばれる皮脂腺のブツブツがあります。

モントゴメリー腺は皮脂を分泌させ、乳輪周りの乾燥を防ぐ働きがある器官です。

モントゴメリー腺を傷つけてしまうと、乳輪や乳首が刺激を受けやすく、炎症や黒ずみ、ただれや湿疹を伴う乳輪炎の原因になるので注意してください。

→乳首のぶつぶつの正体は皮脂腺!目立たせなくさせる方法は?

電気シェーバーでの正しい処理方法

用意するもの

・顔用電気シェーバー
・ウエットティッシュ(アルコール分などの入っていないもの)
・蒸しタオル(タオルを水で濡らし、電子レンジで30秒程度温めたもの)
・ハサミ(毛の長い人の場合。眉用など小さいもの)
・保湿剤(ワセリンや保湿クリームなど)

手順

乳毛処理の前に、ウエットティッシュなどで乳輪周りを清潔に

赤ちゃんのおしりふきのような、余計な成分が入っていないものがおすすめです。アルコール成分や除菌成分などが入っていると、デリケートな部分なので染みることがあります。

長い毛は1センチ程度にハサミでカットしてください。この時、乳首を傷付けないように気を付けて。

乳首を蒸しタオルで温め、肌と毛を柔らかくする

皮膚や毛はケラチンというたんぱく質でできており、温めると柔らかくなる性質があります。

剃る前に5分程度温めると、シェーバーが引っ掛かりにくくなり、痛みや肌への負担を減らすことができます。

入浴後に処理をする場合には、この工程はいりません。

毛の流れにそって動かす

乳輪周りに生えている乳毛の場合、シェーバーを肌に対してぴったりとあて、毛の流れに沿って優しく動かします。

この時、シェーバーを持っていない方の手で、シェーバーの動きとは反対方向に皮膚を引っ張るとスムーズに動かしやすいです。

数本の場合は、毛の根元に刃をあて、木を切り倒すイメージで刈り取ってください。

必要であればクールダウン

電気シェーバーは肌に刃が直接当たらないとは言え、ムダ毛を処理した後は肌に負担がかかっています。

ホットタオルが冷えていたら、そのままクールダウンにも利用できます。

もっと冷やして毛穴をキュッと引き締めたい場合には、冷たいアイス枕を利用したり、保冷剤をタオルに包んだものを利用したりなど、クールダウン用の品を先に準備してください。

保湿などのアフターケアを行う

自己処理後の肌は、摩擦で乾燥しやすくなっているため、赤みやかゆみが出ることもあります。保湿ジェルやワセリン、ボディクリームなどを利用し、十分な保湿を行ってください。

この時、美白成分などが入っている保湿剤で手入れすると、乳首の色が薄くなる可能性もあります。乳首の色が濃くて悩んでいるという人は、ぜひ試してみてください。

生えているのが数本なら毛抜きで手軽に処理

処理をしたい毛の本数が数本の場合、毛抜きはとても手軽な自己処理方法です。

しかし、毛抜きでムダ毛を引き抜くと、毛につながっていた毛細血管や組織が無理やりはがされることになるので、実はかなり肌へのダメージが大きい処理方法とも言えます。時には出血をする人もいるほどです。

このダメージが、毛嚢炎や埋没毛という黒いブツブツとした肌トラブルになったり、色素沈着を起こして黒ずみやシミになったりしてしまいます。

特に乳輪周りは、もともと肌のメラニン色素が多い部位なので、黒ずみが起こりやすくなっています。

脱毛サイトなどでは、乳毛の処理に毛抜きを使用してはいけないと記載されている記事もありますが、数本の処理のために大掛かりな準備が必要と書かれても、現実的ではありません。

正しい使い方をマスターし、肌トラブルを引き起こさないように注意してください。

毛抜きでの正しい処理方法

用意するもの

・毛抜き
・ウエットティッシュ(アルコール分などの入っていないもの)
・除菌系ウエットティッシュ
・蒸しタオル
・ハサミ(毛の長い人の場合。眉用など小さいもの)
・保湿剤(ワセリンや保湿クリームなど)

毛抜きでの処理にこんな準備が必要なの!?と思うかもしれません。しかし、この準備が、後々の肌トラブルのリスクを下げてくれますので、面倒がらずに準備してください。

ウエットティッシュは、2種類の用意が面倒であれは通常のものだけでかまいません。

手順

1と2は、電気シェーバーでの処理と同じですので割愛します。

3:毛抜きをもっていない方の手で、皮膚をピンと伸ばす

毛抜きでの処理でも、皮膚は余裕のある状態より、ピンと張った状態の方が痛みが少なく、スムーズに抜きやすいです。

4:毛の流れの方向に、ムダ毛をつまんで引き抜く

毛には必ず向きがあります。乳首に生えている乳毛も、下向きに生えている人、横向きに生えている人などがいるので、鏡などでしっかりと確認してください。

また、数本まとめて抜こうとするとかなりの激痛を伴います。1本ずつ丁寧に抜くようにしましょう。

これ以降の手順も、電気シェーバーと同様です。クールダウンを行い、しっかりと保湿ケアを行ってください。

面倒であれば脱毛サロンで脱毛という選択肢も

気が付くと生えている乳毛…。いっそのこと、脱毛サロンで脱毛してしまえばと思う人も多いですよね。

しかしここで注意しなくてはいけないのは、一般的な脱毛サロンでは、乳毛の脱毛は断られてしまう可能性が高いということです。

脱毛サロンで行われる「光脱毛」は、毛の黒い色素(メラニン色素)に反応する光を照射し、その光を熱エネルギーに変換して毛根内の毛母細胞や毛乳頭にダメージを与え、毛の生える力を弱めるという仕組みです。

つまり、メラニン色素の多い乳輪部分では、毛穴の中にある毛よりも肌の表面にあるメラニン色素に反応する確率が高いため、火傷などの肌トラブルを起こしてしまいます。

そのため、ニードル脱毛を行っている脱毛サロンか、もしくは最新の脱毛理論によりメラニン色素に頼らないSHR方式の脱毛を行っている脱毛サロンを選ぶ必要があります。

脱毛サロンを決める際には、無料カウンセリングなどを利用するのがおすすめです。高い料金を支払うことになるので、契約してから実はできない…では本末転倒です。実際に乳輪まわりの毛を脱毛できるか、しっかり確認してください。

乳毛の脱毛に関しては【女の子だって乳首に毛が生える!?乳首脱毛におすすめの脱毛サロン】でも詳しくいろんな情報を記載しています。ぜひ読んでみてください。

まとめ

男性専門の総合美容クリニック『ゴリラクリニック』の調査によると、男性が許せない女性のムダ毛の第4位に乳毛を発見!

女性が選ぶ男性の許せないムダ毛の2位に胸毛もありますから、男女ともに胸毛や乳毛は許せない存在のようです。乳毛は処理するデメリットもないので、発見したらすぐに処理してしまいましょう。

処理をすると清潔感もアップし、見た目にもすっきりとします。

自分で処理をするのであれば、女性用の顔用電気シェーバーがいちばんおすすめです。肌に優しく処理をすることができます。

また、手軽な毛抜きも、使わない方が良いとしているサイトも多いのですが、準備などに気を付けることで、リスクを減らすことはできます。

電気シェーバーも毛抜きも、正しい処理方法と、処理後にはしっかりと保湿をすることを理解して、乳毛の処理を行ってください。

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この記事のライター
えりか

海外旅行が趣味の20代独身。最近のマイブームはダイエットのためのゲルマニウム温浴です!

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