キャベツに含まれる”ボロン”でバストアップしよう!
“ボロン”は、ミネラルの一種
“ボロン”とは健康的なカラダにするために必要なミネラルの1種です。
“ボロン”は英語名なので、日本語名の“ホウ素”なら聞いたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。
ミネラルは、必要な量は少ないものの人のカラダで作ることができないため食べ物から摂取しなければならず、カラダの組織を構成したり、調子を整えたりする働きがあります。
※出典:農林水産省 http://www.maff.go.jp/j/fs/diet/nutrition/mineral.html
ボロンはエストロゲンの分泌を促す
“ボロン”はキャベツに多く含まれており、バストアップに欠かせない「エストロゲン(女性ホルモンの1種)」の分泌を促す作用があるといわれています。
エストロゲンが増えるとバストアップ
女性ホルモンの1種である「エストロゲン」がたくさん分泌されると、乳腺が発達します。
バストは脂肪90%と乳腺10%からできており、乳腺が発達すれば、乳腺を守るために乳腺周りに脂肪が蓄えられていきます。
つまり、エストロゲンの分泌量が増えると乳腺が発達し、乳腺が発達すると胸に脂肪が増え、バストアップにつながるという仕組みです。
キャベツにはビタミンCも豊富
キャベツには、お肌に良いというビタミンCの成分も豊富です!
ビタミンCの効果
・シミやシワの改善
・ニキビ改善
・そばかす予防
・紫外線防止
・肌のハリを強化
ビタミンCは体内でコラーゲンを作るのに必要なので、ビタミンCをしっかり摂取することでコラーゲンが体内で生成されやすくなります。
体内にコラーゲンが生成されることで、紫外線が防止できるなど肌にも良い効果がたくさん期待できるんです。
ボロンは1日3mgが目安摂取量
“ボロンは摂取すればするほど効果がある”というわけではないので、ボロンの摂り過ぎには注意してください。
ボロンの1日の目安摂取量は、3mgとされています。
3mgとは、どのくらいの量なんでしょうか?
ボロン3mgが含まれる、それぞれの食材の量
・キャベツ→約1/4玉弱
・リンゴ→約3個分
・アーモンド→約100グラム
・レーズン→約65グラム
キャベツからボロン3mgを摂取するためには、訳1/4玉も食べなければならないんですね…。これを毎日続けるのは大変そう…。
食材100グラム当たりに含まれるボロンの量
・キャベツ→約1.45mg
・赤リンゴ→約0.32mg
・アーモンド→約2.82mg
・レーズン→約4.51mg
アーモンドやレーズンだけでボロンを摂ろうとすると、ボロンの目安摂取量を簡単に摂取できてもカロリーが高くなりすぎるので注意しましょう!
キャベツやレーズンなど、1食材ばかり食べていると栄養バランスを崩してしまうので、ボロンを含んだ食材をバランスよく取り入れて摂取するのが、おすすめですよ。
キャベツは生で食べる方が、バストアップ効果あり
ボロンは熱に弱く、ボロンを含んでいるキャベツを茹でてしまうと、ボロンの栄養素が水に溶けてしまい、ボロンの栄養素が失われてしまう恐れがあります。
つまり「ボロン」は加熱によって栄養素が壊れてしまったり、栄養素が外に流れてしまったりする可能性があるんです。
ボロンをより効果的に摂取したい場合は、サラダのようにキャベツを生で食べる方が良いでしょう!
頻繁に生キャベツばかり食べていると、どうしても飽きてきてしまい、私はドレッシングを工夫するのに必死です(笑)
熱を加えると、生で食べるときよりもボロンの栄養素が失われてしまうので、食べる量は増えてしまいますが、たまにはキャベツを温野菜にするなど調理方法を変えて1日の目安摂取量を摂るのも良いかもしれないですね♪
キャベツを食べるタイミングは食前
バストアップのためにキャベツを食べるなら、食前がおすすめです♪
空腹の状態は、栄養の吸収率が高くなります。
つまり空腹時にボロンを摂取すると、満腹時に近い状態より吸収できる可能性があるというわけです。
私の場合、もっともお腹が空いている状態は朝食前なので、朝食前にスムージーを飲んだり、サラダから食べたりしてボロンを摂取しています。
ボロンが持つ、バストアップ以外の効果
免疫力UP!
ボロンには、ビタミンDのはたらきを活性化する作用があるようです。
ビタミンDは免疫力を高める効果があるので、ボロンを摂取すると免疫力が上がります。
ボロンの摂取により、体内で生産するビタミンDの量を増やせれば、花粉症などといったアレルギーの症状を緩和・改善させる効果まで期待できます。
骨を強化する
ボロンには、骨の原料であるカルシウムが体外へ出ていくのを抑える効果があるようです。
また、ボロンは摂取したカルシウムを骨まで運び、骨にカルシウムを定着させる働きがあります。
だから、ボロンを摂取してエストロゲンやビタミンDのはたらきを活性化させることにより、カルシウムが体外へ出てしまう量を減少でき、カルシウム不足で起こる病気※を予防できます。
※カルシウム不足で起こる病気とは、例えば骨粗鬆症(こつそしょうしょう)などです。
さらにボロンには、カルシウムが尿とともに体外へ排出されるのを防ぐ効果も期待できます。
骨を健康で丈夫に保つには、カルシウムが必要不可欠ですよ!
ボロンを過剰摂取しすぎると、リスクが・・・
ボロンを過剰摂取しすぎて、エストロゲンの分泌が活発になり過ぎることで、リスク(副作用)を引き起こす恐れがあります。
生理前に体調不良になる恐れがある
バストアップ効果が期待できる「エストロゲン」は、女性にとって喜ばしい効果だけじゃありません!
女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2種類あり、この2種類のホルモンバランスが保たれていることで、女性の体内で起こる女性ホルモンの生産や分泌のリズムが正常に行われています。
エストロゲンの分泌が過剰に行われた場合、プロゲステロンとのバランスが崩れてしまい、月経前症候群(PMS)になってしまう恐れがあるんです。
また、以前から月経症候群の方は、症状を悪化させてしまう可能性があります。
生理前には、普段通りにボロンを摂取するのは控えることをおすすめします。
エストロゲンの分泌を促進しすぎると、大きな病気のリスクもあり
エストロゲンが過剰分泌しすぎたり、エストロゲンの分泌により乳腺を刺激してしまったりすると、大きな病気へつながってしまう恐れもあるんです!
恐れのある病気
・子宮筋腫
・子宮内膜がん
・乳がん
・乳がん疾患 など…。
相当な量のボロンを摂取しない限り、ボロンによって大きな病気を引き起こす危険性は極めて低いそうなのですが、ボロンの過剰摂取には多くのリスクがあるので、摂取量にはぐれぐれも気をつけましょう。
ニキビや吹き出物ができやすくなる
エストロゲンにはバストアップ効果だけでなく、肌にハリを出したり、髪にツヤを出したりする嬉しい効果が期待できます。
しかし!エストロゲンの分泌量を増やしすぎると、肌荒れの原因になってしまうんです。
黄体期(排卵してから月経が始まるまでの期間)はとくに、ボロンを摂取しすぎるとエストロゲンが増えすぎてしまい、ホルモンバランスを崩しやすいです。
ホルモンのバランスを崩すことで、ニキビや吹き出物ができやすいなどの肌トラブルを引き起こしてしまいます。
黄体期にボロンを摂取して、エストロゲンの分泌を盛んにすることは避けましょう!
キャベツと一緒に食べるとバストアップ効果が高まる食べ物
キャベツのように“ボロン”を含む食材
・りんご
・ブロッコリー
・プルーン
・ピーナッツ
・アーモンド
・とろろ昆布
・はちみつ
・ひじき、わかめなどの海藻類 など…。
タンパク質を含む食材
ボロンと同じように、タンパク質には女性ホルモンの分泌を促す効果が期待できます。
また、タンパク質は筋肉を作るために必要な(筋肉の元となる)栄養素の1つでもあるんです。
胸を上へと吊り上げてくれている胸の筋肉(大胸筋)の力となる、大切な栄養素でもあります。
タンパク質を含む食材の例
・乳製品(例:ヨーグルトやチーズ)
・肉類(鶏肉(または鶏むね肉)がおすすめ)
・魚類(マグロがおすすめ)
など…。
イソフラボン!大豆食品
大豆製品に含まれる“大豆イソフラボン”には、バストアップに欠かせない「エストロゲン」と似た働きを持っています。
“ボロン”を含むキャベツを一緒に、大豆イソフラボンを摂取することで、バストアップ効果をより期待できるでしょう。
大豆製品の一部
・味噌
・豆腐
・豆乳
・納豆
・油揚げ
など…。
まとめ
キャベツに含まれる“ボロン”には、女性ホルモンの1種である“エストロゲン”の分泌を促す作用があります。
そして、エストロゲンの分泌が盛んになることで、バストアップ効果が期待できるんです!
またキャベツには、ビタミンCも豊富なので、肌トラブルを予防できる効果も期待できますよ。
ボロンを摂取するときの条件には・・・
・より効果を高めるなら、生キャベツ
・ボロンの摂取タイミングは食前がおすすめ
ボロンを過剰摂取しすぎると、副作用を引き起こす恐れがあるので、ボロンの摂りすぎにはくれぐれも注意しましょう。