気の流れを改善しバストアップに導く
東洋医学では人間に「気」というエネルギーが流れていると考えます。
全身に14本の気の経路があるのですが、この経路が詰まったり滞ったりことで体調不良が生じてしまうのです。
ツボは経路の上にあるエネルギーの交差点とも言えます。交差点がしっかり機能していないと大渋滞、パニックになりますよね。
それと同じで、正しくツボを刺激=交差点の機能をオンにすることで気の流れを円滑にしてカラダの状態を整えて行くというワケです。
ツボの中には女性ホルモンの分泌を促したり、血行促進に繋がったりするものもあり、こうしたツボを刺激することはバストアップに効果的だと考えられます。
これだけは押して!美バストへ導く4ヶ所
膻中(だんちゅう)
働き | 女性ホルモンの分泌を促す・ストレス緩和により自立神経を調整する |
位置 | 左右の乳首を結んだ、ちょうど真ん中 |
姿勢を正した状態でツボの位置を確認しましょう。
猫背や手が下がった状態で見極めるとツボの位置が下がってしまいツボを間違える可能性があります。
乳根(にゅうこん)
働き | 女性ホルモンの分泌を促す |
位置 | 乳首から指2本分降りた場所 |
天渓(てんけい)
働き | 乳腺を発達させる |
位置 | 左右それぞれの乳首から外側に真っすぐ向かった、バストの端 |
神封(しんぷう)
働き | 女性ホルモンの分泌 |
位置 | 左右の乳首を結んだラインの中心から指2~3本分外側 |
少しわかりにくい位置ですが、親指を谷間から乳首の方向に真っすぐ沿って行くと、ペコッと凹んだ箇所があるはずです。
ここも押そう!美ボディへ導く11ヶ所
中府(ちゅうふ)
働き | 大胸筋周りの血流を改善する |
位置 | 鎖骨外側の端から親指幅分下 |
押すと痛いと感じるかも知れませんが、正しい位置を確認できた証拠です。
屋翳(おくえい)
働き | 血行促進、女性ホルモンの分泌を促す |
位置 | デコルテ部分にある、乳首の縦のライン上 |
関元(かんげん)
働き | 泌尿器系全般に効果がある |
位置 | おへそから指4本分真っすぐ下の場所 |
「生理痛」「生理不順」「不妊」などにお役立てください。
膺窓(ようそう)
働き | 乳房の血行促進・乳腺への刺激・女性ホルモンの分泌 |
位置 | 乳首と鎖骨の真中 |
渕腋(えんえき)
働き | 血行を良くしてバストに栄養を届きやすくする |
位置 | 乳首から約10センチ外側の脇下 |
押して痛いと感じる位置にあります。
輙筋(ちょうきん)
働き | リンパの流れを正常にする・女性ホルモン分泌を促す |
位置 | 脇下より指1本分手前 |
先ほどご紹介した淵腋というツボの指1本分前方に位置しています。
肩井(けんせい)
働き | 肩・首回を始めとした全身の血行を改善 |
位置 | 首を前にまげた時に出っ張る骨と、肩先の真中 |
日常的な肩コリに悩まされている方はお役立てください。
肩外兪(けんがいゆ)
働き | 肩甲骨周辺の筋肉の疲れを取る |
位置 | 肩甲骨の内側上部の頂点 |
バストを引き上げる肩甲骨周辺の筋肉の疲れを取り、バストをグッと引き上げてくれます。
湧泉(ゆうせん)
働き | 全身の疲労回復 |
位置 | 足裏、土踏まずのやや中央上、足の指を曲げた際に凹む箇所 |
体のストレスはバストの大敵、血行不良に繋がりかねません。
ツボ押しでストレスに上手に対処していきましょう。
三陰交(さんいんこう)
働き | 生理痛、更年期障害、冷え性などに効果的 |
位置 | くるぶしから指幅4本分上 |
女性ホルモンに関係するツボと言われています。
腎兪(じんゆ)
働き | 冷え症、生理痛、生理不順、更年期障害、不妊などに効果的 |
位置 | 背骨から指2本分外側からそのまま下がり、おへそと同じ高さの位置 |
女性に多い悩みに効果的と言われるツボです。バストアップにも有効だと考えられています。
ツボ押しと並行してマッサージを行うと効果的
ツボ押しの効果をより高めたい!
そんな時には育乳マッサージを取り入れてみてください。
マッサージの美乳に導くバストマッサージの方法~基本編をご紹介します。
1: 下準備
たっぷりとバストケア専用クリームまたは、通常のボディークリームを手に取ります。
2:胸まわりをさする
親指以外の4本の指を反対側のワキに当てて、バストの丸みに沿ってクルクルと円を描くように約1分間さすります。
反対側も同じように行いましょう。
3:バストの周囲をもむ
親指以外の4本の指を反対側のワキにあてて、バストの丸みに沿ってクルクルと円を描くように約1分間もみます。
コリを表面からゆっくりとほぐすようなイメージで実践してみてださい。
4:バストの上下をさする
手の平をバストの上と下にお椀を囲むようにして当てて、上の手は中央からワキへ、下の手はワキから中心へとバストの丸みにあわせて約1分間さすります。
5:バストを下からたたいて刺激する
両手の手の平を交互に動かしてバストを下から上に優しくすくいあげるイメージでパコパコと約1分間、優しく刺激します。
ツボ押しする前に確認
ツボ押しを控えたい時
お酒を飲んだあと
血行が良くなる分アルコールが回りやすくなり、頭痛や吐き気など促してしまう可能性があります。
妊娠中
妊娠中のお灸やツボ押しは流産に関係ないと言われていますが、それでも妊娠5カ月、つまり安定期までツボ押しを控える整体院もあります。
妊娠中はデリケートな時期ですから、ツボ押しをするのであれば専門家の指示に従い安全を確認してから行いましょう。
熱があるなど、体調の悪い時
ツボ押しは、通常であれば良い影響を与えますが、体調によっては悪影響に変わることもあります。
体の調子が悪い時のツボ押しは避けましょう。
生理前、生理中行う場合は、「圧」に気を付けよう
生理前・生理中は胸の張りが気になる方も多いのではないいでしょうか。
そのためいつもよりもツボ押し時の痛みが強く感じることもあるかもしれません。
痛いからと言ってツボ押しを止めてしまうと効果が得られにくくなります。
押すときの力を緩めて、毎日継続して行ってみてください。
まとめ
毎日たったの3分、ご紹介したバストアップに効果的なツボの中からご自身に必要なツボ押しをピックアップしてぜひ実践してみてください。
ストレス解消も見込めて一石二鳥ですよ♪
ただし体調が悪い時やアルコール摂取後のツボ押しは避けましょう。
妊婦さんの場合は専門家の指示にしたがって実践していただくことをおすすめします。
本記事を参考にツボ押しをマスターして、自力で育乳&美乳を叶えてもらえればうれしいです。