なぜ、納豆はバストアップに効果的?
バストアップには、乳腺の発達が大事
胸は9割の脂肪と1割の乳腺からできており、乳腺が発達して乳腺周りに脂肪が蓄えられることで、バストが成長します。
乳腺を発達させるためには、女性ホルモンの1種である「エストロゲン」の分泌量を増やさなければなりません。
納豆のバストアップ作用
大豆イソフラボン
納豆には“大豆イソフラボン”という栄養素が豊富に含まれています。
大豆イソフラボンは「エストロゲン」と似た働きをするため、女性ホルモンの分泌量を促進する効果が期待できるんです!
納豆を食べることで、体内に大豆イソフラボンを摂取し、エストロゲンの分泌が盛んになることでバストアップ効果が期待できます。
植物性エストロゲン
植物に含まれる栄養素が、体内で女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをする栄養素を「植物性エストロゲン」と呼びます。
大豆製品である納豆も「植物性エストロゲン」の1種です。
加齢とともにエストロゲンの分泌量は減少してしまうので、食べ物から補う必要があります。
エストロゲンを補うためにも、大豆イソフラボンの摂取は大切ですよ!
大豆製品の中でも、育乳には納豆がおすすめ!
納豆は発酵食品なので、バストアップ効果にさらに期待できます!
なぜなら、大豆を発酵させることによって、発酵前よりも栄養価が高くなるからなんです!
大豆を加熱後、発酵させて納豆は作られているため、その過程で“酵素”や“乳酸菌”が生まれます。
納豆には、タンパク質を分解する酵素が豊富に含まれているため、消化吸収率が高くなっています。
乳酸菌には、免疫力を高めたり、腸内環境を整えたりする効果が期待できます。
ナットウキナーゼ
納豆の製造過程で生まれる酵素は“ナットウキナーゼ”と呼ばれ、ネバネバ部分に含まれています。
ナットウキナーゼは、血栓を溶かして血液をサラサラにする作用がある酵素です。
“ナットウキナーゼ”は、大豆と納豆菌の組み合わせでしか生成できません。
血液の流れが悪くなると、胸に栄養素が十分に行き届かずバストアップの妨げになる恐れがあるんですよ。
そして、ナットウキーゼには血栓が原因で起こる心筋梗塞や脳梗塞を、予防する効果が期待できると考えられています。
参考:日本ナットウキナーゼ協会
納豆に含まれる栄養素
納豆には、
・食物繊維
・ナットウキーゼ
・ビタミンB2
・ビタミンB
・ビタミンE
・ビタミンB6
・鉄分
・タンパク質
・マグネシウム
・カリウム
・サポニン
・レシチン
・カルシウム
・ポリアミン
など、たくさんの栄養素が含まれています。
納豆に含まれる栄養素は、女性にとって魅力的は効果ばかりなんですよ♪
納豆を食べるベストタイミングは夜!
食べるタイミングは夜がおすすめ
納豆といえば「朝食!」というイメージが強いのではないでしょうか。
ところが、育乳目的で納豆を食べるのなら「夜ご飯」に食べるのがポイントです!
バストの成長にはエストロゲンだけでなく、成長ホルモン(プロゲステロン)の分泌量も関係あります。
なんと、納豆には成長ホルモンの分泌を促進する“アドギニン”という成分も含まれているんです。
入眠後2時間経った頃に成長ホルモンの分泌が盛んになるため、寝る時間に近い夕食に納豆を食べることが効率的にバストアップにつながるでしょう。
発作の危険性を軽減
納豆に含まれる“ナットウキナーゼ”という成分には、血栓を溶解する働きがあります。
血栓は深夜から早朝にかけてできやすいため、心筋梗塞などの発作も深夜から早朝にかけて多発する傾向にあるそうです。
“ナットウキナーゼ”を摂取して発作を予防するためにも、納豆を食べるタイミングは夜がオススメでしょう。
参考:日本ナットウキーゼ協会
納豆の目安摂取量
納豆に含まれる“大豆イソフラボン”は、1日の目安摂取量が「約70mg~75mg」です。
スーパーによく売っている一般的な納豆は、1パック45gほどで、大豆イソフラボンの含有量は約33gになります。
バストアップのために“大豆イソフラボン”の目安量を摂取するには、1日に納豆を2パック程度食べなければなりません。
ただし、納豆以外の大豆製品(豆腐や味噌)にも“大豆イソフラボン”は含まれているため、納豆を1日2パックも食べるのが難しくても心配いりません!
他の大豆製品と合わせて、目安量を摂取しましょう。
おすすめの納豆の摂り方
納豆のアレンジ法をご紹介【3選】
納豆×キャベツ
キャベツに豊富に含まれる“ボロン”という栄養素にも、エストロゲンの分泌を促す作用があるため、バストアップ効果が期待できます。
納豆とキャベツを和えるだけのサラダは簡単なだけでなく、ヘルシーメニューなのでオススメです。
ちなみに私は、キャベツ入りの和風パスタに納豆を和えた「納豆パスタ」が大好きです(笑)
納豆×卵
卵には、バストアップに欠かせない“タンパク質”や“脂肪質”が豊富に含まれています。
納豆と卵の組み合わせは、さまざまなレシピに活用できますよね♪
納豆オムレツにしても美味しいし、生卵やゆで卵と納豆を混ぜ合わせてサラダにしても、美味しいです。
ただし、生卵には“オボムコイド”という“タンパク質の吸収率を低下させてしまう成分が含まれているので、納豆と卵を合わせる際は、卵は加熱してゆで卵にするなどしましょう。
納豆×チーズ
チーズには“タンパク質”が豊富に含まれているため、エストロゲンの分泌量を増やす働きがあります。
また“タンパク質”は、胸を支えている大胸筋(筋肉)の元となる栄養素であるため、バストアップするには重要です。
納豆とチーズをのせたトースト、とても美味しいですよね♪
納豆ごはんにチーズを混ぜたメニューもオススメです。
ただしナットウキーゼは熱に弱いため、ナットウキナーゼの効果を守りたい場合は、納豆は加熱しないでください。
納豆にも合う!バストアップ効果のある食材
納豆と同じ大豆製品である「味噌」にも、大豆イソフラボンが豊富に含まれています。
大豆イソフラボンは大きく分けて、「グリコシド型」と「アグリコン型」の2種類あり、「アグリコン型」を多く含む大豆製品が「味噌」です。
「アグリコン型」は体内への吸収率が高くて消化吸収されやすいため、イソフラボンの栄養素を摂取しやすい特徴があります。
味噌汁と納豆を一緒に食べて、大豆イソフラボンの目安量を摂取する方法も良いですね♪
納豆と味噌汁は朝食のイメージがありますが、バストアップ効果を期待するなら夜ご飯がオススメです。
調理法
“大豆イソフラボン”は、熱を加えることによって栄養素が減るなどの影響はほとんどありません。
育乳目的で納豆を食べるのであれば、加熱調理をしても大丈夫です♪
ところが、納豆に含まれる“ナットウキナーゼ”という成分は熱に弱いといわれています。
血流改善や血圧を下げる効果を期待する方には、納豆の加熱調理はオススメしません。
ナットウキーゼの栄養素を壊さないためには、納豆をできるだけ生の状態で食べる方が良いです。
納豆が持つ、バストアップ以外の効果
ダイエット効果
納豆に含まれる“大豆タンパク質”は、基礎代謝を活発にする働きがあり、体脂肪の燃焼を促進したり、体脂肪の蓄積を抑えたりする効果が期待できます。
さらに大豆に含まれる“サポニン”には、小腸から脂質や糖質を過剰に吸収するのを防ぐ作用があるため、太りにくいカラダ作りができるんです♪
便秘解消効果
大豆には“食物繊維”が豊富に含まれており、食物繊維には便秘解消効果が期待できます。
さらに納豆には、“不溶性植物繊維”と“水溶性植物繊維”の両方が豊富にバランスよく含まれているんです。
不溶性食物繊維:便の量を増やして腸を刺激し、便通を促す
水溶性食物繊維:便の水分量を増やして便を柔らかくして、スムーズな排便を促す
また“納豆菌”には、腸内で悪玉菌を抑えて善玉菌を増やす働きがあるため、腸内環境を整える効果が期待できます。
美肌・美容効果
ヒアルロンさんの約9倍の保水力
納豆のネバネバ部分の主成分である「ポリグルタミン酸」の保水力は、なんと、“ヒアルロン酸”の約9倍あるといわれています。
つまり、納豆には優れた保湿効果が期待できるんです!
さらに本来持つべき肌の機能(保湿力やバリア機能※)へと正常化し、潤いのある健康な肌へ導く効果も期待できます。
※バリア機能:皮膚表面に膜を作り、肌を外部の刺激から守る。
また納豆には「ポリアミン」という成分が含まれており、“ヒアルロン酸”よりも成分が体内に届きやすいため、アンチエイジング効果が高いとされています。
肌の生まれ変わりを促進(老化防止)
「ポリアミン」には、細胞の生まれ変わりを促進し、新陳代謝を活性化してシミやシワなどを改善する効果が期待できます。
納豆に含まれる“ビタミンB6”にも、肌の新陳代謝や肌の生まれ変わりを促進する働きがあるため、肌トラブルを改善する効果が期待できるんです。
また“ビタミンB2”には、ニキビや吹き出物の原因となる皮脂分泌を抑える働きがあるため、オイリー肌で悩んでいる女性にも納豆はオススメします。
ホルモンバランスを整える効果
イソフラボンには、
・エストロゲンが不足しているときは、エストロゲンを補う
・エストロゲンが増加し過ぎているときは、エストロゲンを抑制する
という2つの働きがあるため、女性ホルモンのバランスを整える効果が期待できます。
また、女性ホルモンと似た働きをする大豆製品には、乳がんのリスクを軽減する可能性があると言われているんですよ。
ただしイソフラボンを過剰摂取すると、ホルモンバランスが崩れて、生理周期に影響を与えるなど副作用を引き起こす恐れもあるので気をつけましょう。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)予防
納豆に豊富に含まれる“ビタミンK2”は、骨を形成する際に重要な栄養素です。
ビタミンK2が不足してしまうと、骨の密度が低くなって骨がもろくなったり、折れやすくなったりしてしまうため、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)になる恐れがあります。
納豆には、骨を丈夫にする“カルシウム”やカルシウムの吸収率を良くする“良質なタンパク質”が含まれているため、骨粗鬆症予防に効くようです。
まとめ
納豆に豊富に含まれる”大豆イソフラボン”が、女性ホルモンの1種であるエストロゲンと似た働きをするため、バストアップ効果が期待できます。
また、納豆は発酵食品であるため、発酵前の大豆製品と比べて栄養価がより高いです。
そして納豆にはダイエット効果や美肌効果、便秘解消効果なども期待できます。
さらに、納豆のネバネバ部分(ナットウキナーゼ)にも、血液をサラサラに効果が期待できるため、発作を予防する効果が期待されているんですよ。
バストアップのためには、納豆を夜に食べる方が望ましいでしょう!
他にバストアップ効果を持つ、キャベツやチーズ、味噌などの納豆以外の食品たちと合わせて、バランスよく納豆の栄養素を摂取してくださいね。